人身売買からの生還 ─ タイからのレポート

少女ソクハの家庭は非常に貧しく、彼女は生活費を少しでも浮かせるため
13歳で学校をやめなければなりませんでした。

両親が仕事でしばらく家を空けていた間、ソクハはとある男性と親しくなりました。
信頼できる友達ができたと思ったのです。
ところがある日、「友達」だと思っていた男が彼女を辺ぴな場所へと誘い出し
彼女を監禁した挙句、複数の男たちに毎晩売春を強要しました。

その後、警察の手によって彼女は男たちの暴力から救われ
現在はオペレーション・ブレッシングが支援しているシェルターで生活しています。

ソクハは安全な住居のもとで全人的ケアを受けながら
つらい過去から再び立ち上がれる日を目指して頑張っています。

オペレーション・ブレッシングは、ソクハとそのほか同じように人身売買から生還した９人の女性にパソコンを始めとした様々な教育用具を提供し、教育費の援助を行いました。
現在ソクハは、大学に進学するという夢を叶えつつあります。
※プライバシー保護のため、少女の名前は変えてあります。

人身売買は、被害者に途方もない傷と恐怖を残します。
それは想像を絶する悲痛な経験です。
しかしあなたが支援のパートナーとなることで被害者を救済することができます。

あなたの寄付が、シェルターや教育、食糧や薬品の提供に用いられ
彼女たちの生活を支える大きな力となります。

またそれだけではなく、あなたの支援で搾取や虐待、飢餓の危険にさらされている
か弱い子どもたちをも救うことができるのです。

■支援の窓口