“キューバの子どもたちに支援の手を” キューバ・ハバナより
冷戦時代、国交が断絶していたアメリカとキューバ。
2015年4月11日、国交正常化へ向けたアメリカ・キューバ首脳会談が行われました。
そんな中、貧困問題を抱えるキューバで、オペレーション・ブレッシングが支援活動を始めました。
キューバの首都ハバナ
少年レッツェルは、幼少期の大半をハバナの路上で過ごしながら育ちました。
彼を見守り、養う存在であるはずの両親はいません。
レッツェルは今、小さなワンルームのアパートで叔母と2人暮らしという、理想とは程遠い環境の中で生活しています。
叔母は自分の生活をやりくりするのが精一杯で、レッツェルを養うことに日頃から不安を抱えていました。
支援者の皆様に支えられ、オペレーション・ブレッシングは
キューバの都心でレッツェルのような子どもたちを支援する特別プログラムを進めています。
プログラムでは、子どもたちに毎日の食糧の提供を行ったり、個人教育をしたり、宿題の面倒をみたりしています。
また、週末には楽しいイベントを企画し、将来に対する子ども達の希望を育てる活動も行っています。
さらにキューバでの支援規模を拡大し“マイクロ企業プロジェクト”をスタートさせました。
このプロジェクトでは、極限の貧困の中にいる家族が、安心して子どもを育てられるよう資源提供を行います。
そして子どもたちに希望の持てる明日を保障することを目的としています。