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[BR南相馬]「今年こそ行きたい」――あきらめなかった思いが実を結んだキャンプ参加

「今年はキャンプに行けるかな。」
そんな思いを何年も抱き続けていた一人の女の子が、この夏、ついに念願だったキャンプへ参加することになりました。
南相馬市の放課後児童クラブ「ブレッシング・クラブ」で生まれた、小さくても大きな一歩をご紹介します。

「もっとみんなと一緒に過ごしたい」

彼女がブレッシング・クラブに通い始めたのは、小学校1年生の頃。
読書や工作、文字を書くことが好きで、自分のペースを大切にしながら、落ち着いて活動に取り組む姿が印象的です。普段からクラブにはよく来てくれていました。

しかし、ご家庭の事情もあり、長時間の活動や宿泊を伴うイベントへの参加は、これまでなかなか叶いませんでした。
それでも本人は、

「もっとみんなと一緒に過ごしたい。」

という思いを持ち続けていました。
スタッフは、その思いを受け止め、無理のない範囲で少しずつ参加できる機会を広げてきました。

スタッフレポート07月

「また行きたい!」

自然の中で過ごすキャンプには少し苦手意識もあったようです。
そんな中、以前キャンプに参加した上級生たちが「また行きたい!」と話す姿を見て、キャンプへの憧れが少しずつ大きくなっていきます。
案内を渡すたびに、彼女は家族へ「参加したい」という気持ちを伝え続けました。スタッフも、ご家族との信頼関係を大切にしながら、毎年欠かさず声を掛け続けてきました。

念願だったキャンプ参加

そして今年。
ついに、ご家族からキャンプ参加のお申し込みをいただくことができました。

この出来事は、決して「今年だけ」の結果ではありません。
本人があきらめずに思いを伝え続けたこと。ご家族との信頼関係を少しずつ築いてきたこと。
その積み重ねが、一つの「参加」という形になって実を結びました。

一人ひとりの「やってみたい」を大切に

私たちは、子どもたちが安心して過ごせる居場所をつくるだけでなく、
「やってみたい」「挑戦してみたい」という小さな思いを大切に育てていきたいと考えています。

キャンプでの経験は、新しい友だちとの出会い、自信、成功体験につながるかもしれません。
それ以上に、「自分の思いは受け止めてもらえる」「自分にも挑戦できる」という実感は、その子のこれからを支える大きな力になると信じています。

これからも、一人ひとりの歩みに寄り添って

ブレッシング・クラブでは、一人ひとりの個性や歩みに寄り添いながら、その子らしい成長を見守っています。
私たちが支えたいのは、目に見える成果だけではありません。一人ひとりが少しずつ勇気を育み、新しい世界へ踏み出していく。その歩みに、これからも寄り添い続けたいと願っています。

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