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【災害レジリエンス】見たことはあったけれど・・・「はじめまして」(熱海市土砂災害)

災害があると被災地域は公共交通機関が休止したり、工事作業車が出入りして、外へ出ていくことが億劫になります。
ここ土石流災害の被災地、熱海市伊豆山地区では特に急峻な坂道という地形と夏の残暑もあり、ますます屋内にこもりがちに。

被災下のストレスや人間関係で人と会うのも嫌になり、外に出る機会が減り、悪循環が起きることもあります。

伊豆山健康体操

OBJ災害支援チームは、高齢者の外へ出ていくための足となって病院や銀行などへの移送を支援し、また健康体操を開催して人と人のつながりを作る機会創出をサポートしています。

伊豆山健康体操

この日は伊東市にある福祉法人 十字の園からトレーナーの方にお越しいただき、高齢者に合わせた健康づくりのための体操を行いました。

伊豆山健康体操

東日本大震災の支援活動から様々な被災地において、「健康体操」は外出するきっかけとなり、身体も心も元気になると喜ばれてきました。
高齢化率47.8%の地域の支援は、これからの日本の災害支援に大きな示唆を与えてくれるはずです。

伊豆山健康体操

健康体操に参加された方がお互いに自己紹介してお知り合いになることもあります。
「なんとなく見たことはあったけど、話したことはなかった」とおっしゃる方々に活動を通して交流が生まれ、人と人とがつながり、地域の回復力(レジリエンス)となります。

丸森町の支援活動でもそうであるように、顔の見える機会を創出し、人と人とのつながりを作り引き出すことは、私たちが被災地に残すべき希望であり復興の後押しになると期待しています。

熱海市伊豆山地区の支援活動は下記パートナー団体の協力により実施しています(あいうえお順)。
一般社団法人クラッシュジャパン
公益財団法人 日本YMCA同盟国際青少年センター YMCA東山荘
社会福祉法人 十字の園
社会福祉法人ミッションからしだね
日本国際飢餓対策機構(JIFH)
ACT japanフォーラム

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、社会課題の解決を組織第一の使命とし、被災地からの支援要請および支援ニーズに基づき活動する特定非営利活動法人です。45の日本の国際NGOが加盟するジャパン・プラットフォーム(JPF)が作成している「新型コロナウイルスの感染が懸念される状況におけるNPO等の災害対応ガイドライン」を遵守し支援活動を行っています。

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