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革命はこうして始まる~植え付けられた左派思想とアメリカの荒ぶる若者たち

※この記事はオペレーション・ブレッシング・ジャパンの母体であるCBN(Christian Broadcasting Network)のニュースを翻訳したものです。


銅像をなぎ倒し、街を破壊する若者たち…
アメリカで起こっている過激な暴動のニュース映像に、ショックを受けた人も多いかと思います。しかし、この動きは何も一朝一夕に起きたことではありません。何十年も前から積み上げられてきた革命の一つの流れでもあります。
アメリカでは過去にいくつもの暴動がありましたが、主要政党から容認されたものは歴史的に存在しませんでした。

ポートランドでは、黒人男性死亡事件に端を発した人種差別と警察の残虐行為に対する抗議デモが数週間続き、連邦施設が破壊される事態となりました。先月4日、こうした連邦施設を守るために連邦職員が派遣されましたが、市長のテッド・ウィーラー氏(民主党)は、街の破壊行為を続け自らにも催涙弾を浴びせた抗議者たちに対し、わざわざ市道へ出て感謝の言葉を述べました。

一連の歴史的流れがなぜそこまで危険なのか。
それは、国内全土に広がっている暴動を、アメリカのエリート層が容認し支援までしているということが挙げられます。

記者でありコメンテーターのアンドリュー・クラヴァンが、独自の見解を示しています。
「街を焼き、略奪行為をする人は建国以来いつの時代にも存在していましたが、今回は状況が違います。今やメディアや大学、そして主に民主党がこのような破壊行為をする人々に賛同し、サポートしているのです。」

アメリカはなぜここまで来てしまったのか?クラヴァン氏は、国内の「文化的腐敗」と「左翼の教化」がここまで至るのに、数十年かかったとコメントしています。

「この5、60年の間に、人口の多い都市部の人々や若者を中心として、偽りの価値観・情報が注ぎ込まれてきました。
『ああ、アメリカは恐ろしい国だ。この国は人種差別主義で、差別に基づいて建国されたんだ』と彼らが言っても、私は別段驚いたりしません。なぜならそのような意識を植え付けられてきたからです。


The Red Thread(赤い糸)の著者であるダイアナ・ウェストは、このように革命が始まり、この動きは今年始まったわけではないと述べています。

「これは欧米世界を取り壊し、アメリカ合衆国憲法を破棄させるための長い行進の再来にすぎません。
この一連の暴動のやり方は、現状に不満を持つ多くの大衆を利用して、大きな組織の世話人が彼らを扇動するということです。」


アメリカに警告を発するエリザベス・ロリアーニは、ヒューゴチャベスとニコラスマデューロが​​人種的政治を利用し、南米の最も裕福な国を貧しい社会主義的な独裁体制に変えた時代に、家族とともにベネズエラから亡命した一人です。

「ベネズエラに住んでいたとき、私はすでに似たような暴動を経験しました。銅像はなぎ倒され、街は凄惨たる光景でしたが、チャベスはその汚点を歴史に残したくなったのです。
それから彼は通りの名前を変え、教育のカリキュラムを変えました。その後、一部の映画が特定のテレビチャンネルで放映されなくなったりと、メディアの在り方も大きく変容しました。
アメリカ国民は、社会と国を守らなければなりません。さもなければ、これらは消滅してしまうでしょう。」


トランプ大統領は、「教育ではなく、左派の思想を吹き込んでいる」と判断した学校や大学への資金援助をストップすると発表しました。
「声を上げることには犠牲が伴う」という新たな意識が根付きつつある今、暴動の波は教会にまで広がっています。

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