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私たちの子どもを連れ去らないで ~迫害下にある中国のクリスチャンたち~

※この記事は、オペレーション・ブレッシング・ジャパンの母体であるCBN(Christian Broadcasting Network)のニュースを翻訳したものです。


中国で急速にエスカレートしているクリスチャンへの弾圧。
共産主義政府の指導者たちは、クリスチャン家庭の子どもがキリスト教系学校に通うことを禁止したり、養子縁組によってクリスチャン家庭に入った子どもたちを生みの親に送り返したりという動きを見せています。

国際キリスト教人権監視団体(ICC)が最近出した報告書、及びThe Christian Postというキリスト系新聞によると、中国共産党が教会のメンバーを迫害し続けている様子が詳しく記述されています。

「子どもを守るためには逃げるしかない」

成都市にあるアーリーレイン・コヴナント教会のメンバーであるLiao Qiang氏は、現状を次のように語りました。
「今まさにこうした悲劇が起きているのです。私たちにとって一番大切な子どもたちを、中国政府の絶え間ない迫害から守るためには、中国から逃げ出すほかはないと感じました。」

実際にQiang氏と彼の家族は、容赦なく迫害を続ける共産主義政府から逃れることを余儀なくされました。
「彼らは私たち大人や、教会員を脅迫しただけでなく、私たちの子どもたちをも脅迫したのです。
教会員の中には、養子を持つ家族がいるのですが、中国共産党はこの子どもたちを強制的に家族から引き離して、生みの親の元へ送り返してしまいました。
私たちも、いつ自分たちの養子が連れ去られてしまうか分からないので、中国から脱出することにしたのです。」

実際にアーリーレイン・コヴナント教会では、4人の養子が連れ出され、生みの親の元へ戻されてしまいました。
中国政府はまた、クリスチャン家庭の子どもたちを、政府の再教育キャンプに送ると言って脅迫しています。

中国の「本当の姿」を報道して

Qiang氏は、中国政府が全ての宗教団体を共産党の指導下に置こうと計画していることを、アメリカが報道して世界に知らしめて欲しいと言っています。

「この迫害について、公正な立場から報告してもらうことが、私たちにとって大きな助けとなります。
私たちは、アメリカ政府が中国政府に圧力をかけるべきだと言っているのではありません。
そのようなことは決して望んでいません。

中国共産党が最も恐れているのは、実態を暴露されることです。
私たちは、アメリカ政府やアメリカ国民に、中国政府に圧力をかけろと言っているのではありません。そのようなことをすれば、彼らは間違いなく宗教への弾圧を強めてきます。
アメリカが圧力をかけることで、米中関係が悪化すれば、中国共産党彼らはクリスチャンへの迫害を一層強めることになるでしょう。」


国際キリスト教人権監視団体(ICC)の報告書を読むと、中国政府がクリスチャンを標的にしているのは、国の宗教を「中国化」することに必死になっていることがわかります。
すなわちすべての宗教を中国の文化に同化・吸収し、共産党に対して忠実な存在とすることが真の目的なのです。

中国の習近平国家主席は、2015年に「中国化政策」を導入し、「中国国内の宗教団体を、中国の文化に同化・吸収させ、社会主義と中国共産党のイデオロギーに従わせる」という計画を実行しようとしています。

世界中で迫害されているクリスチャンを支援する非営利団体組織であるオープン・ドアーズ USAは、2020年の世界ウォッチリストの中で、クリスチャンにとって最も危険な50か国のうち、中国を23位にランク付けしました。
「宗教の自由」という私たち日本人には当たり前のように保障されている権利が、隣国で今、大きく揺れ動いています。

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