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【こころの開放④】気分障害の診断テストはまだ存在しない?

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うつ病は非常に長期にわたり、絶え間なく続く症状といわれています。
何をしても楽しめず、すべての関心は消え去っていきます。
ほとんどのうつ病患者が「考えてたくもない否定的な思いを閉め出すことができない」と言います。

現時点で、助けを求めているうつ病の人を見つけるための、精密で客観的スクリーニング検査機器は残念ながらありません。
「自分が何を考えているか、気分障害をよく理解している人に伝える」という力量が大いに左右し、また洞察力や動機、言語スキルを要します。

精神衛生の医師 グラント・マレン医学博士は、国際的に著述および講演を行い、心の束縛の鎖から解放されるため、医学的治療と霊的な解放、心の傷の癒やしをともに働かせる方法について、両側面からの効果的な方法を説明しています。希望をもって今を生きたいと願うすべての人へ、そういった人たちをサポートしている方々へ、ここではその著書の中から少しずつ抜粋しご紹介していきます
「第3章-うつ病とはなにか」はこちら

心を束縛する身体的要因 第4章-気分障害の診断テストはまだ存在しない(4/13)

【うつ病の原因とは?】
脳は身体のあらゆる活動をつかさどる「司令塔」です。各領域の活動を制御する司令塔の中で神経細胞は互いに干渉し合い、筋肉細胞の動きを作り出しています。神経細胞の不具合や神経伝達物質の不均衡があると、思考をコントロールしようという意思があっても、コントロールを失うことがあります。

司令塔がうまく機能しているときは、私たちの気分は落ち込むほどの否定的なストレスや肯定的な緊張感などの度合いに関わらず、常に正常な範囲へと引き戻していきますが、この司令塔に何かが起こると、思考や気分がどんどん空回りしてしまいます。また明白な原因もなく、疲労やストレスによって何年にもわたってゆっくり進行していくことがあり、ストレスがうつ病の引き金になることもあります。

【うつ病のひとはどんな風に感じているのか】
非常に多種多様な症状があります。長期にわたって明白な理由もなく悲嘆を感じ、自分が抗鬱状態になりつつあることすら気付きません。かつて喜びをもたらしていた興味を失い、敗北感と無力感、絶望感を感じます。不眠になり、疲労がたまり、自信が低下して集中力もなくなるため、決断を下すことが困難になってきます。ときには思い悩み他者を責めてみたり自分が人として失格だと思い、罪責感に責めさいなまれます。ときには、怒りっぽくなり誰構わず攻撃したりします。リラックスすることも満足することもなく、急に泣きだすことも頻繁にみられるようになります。

マレン博士は、「どうすれば肉体的、精神的、そして心の面でも健康になれるか」を分かち合うことで、大きな助けになると説明しています。

心の問題についてあからさまに口にすることをためらわれているこの世の中。その問題から避けて通り、心の問題を口にすることも憚れます。しかし私たちの心がダメージを受ければ、知性や意思が可能にしてくれるレベルの機能を果たすことができなくなります。それでは安定した人生を築くことは難しくなります。

著書では、男女や年齢、遺伝、クリスチャンなど、その思考パターンを推し量り、背景にある条件や社会的背景を具体的に紹介しています。

今まさに思考・気分・感情をコントロールするのに苦労している方、現状の苦しみを抜け出すために何をすればよいか分からない方はぜひ、詳細を手に取り効果的なプログラムを実行してみてください。


book-001詳しくは著書「こころの解放」をご覧ください。
こちらからご購入いただくこともできます:【DVD・書籍案内】こころの解放/グラントマレン


次回【第5章 医療問題が社会を破壊させる?】では、うつ病がどのようにして私たちの人生の多くの分野を破綻していくかを考察していきます。