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【ワールドキャンサーデー】命を精いっぱい使っていきたいですし、他の人たちにもそうしてほしい

2月4日はワールドキャンサーデー。がんに関する意識を高め、がんのためにできることを考え行動を呼びかけることを目的に2000年に制定された国際デーです。

国立研究開発法人国立がん研究センターによると、
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2018年データに基づく)
男性65.0%(2人に1人)
女性50.2%(2人に1人)とのこと。

OBJフェイスブックのフォロワーの方にも、がんとともに生きている方がいらっしゃいます。ワールドキャンサーデーにあたり、「困っている方や悩んでいる方、孤独を感じている人に届けられれば」と、お話を聞かせていただきました。


宮城県在住のMさんは、30代初めにがんと診断されてから出産を経験、現在は元気な男の子のお母さんです。
「神様からいただいた命を悔いがないよう使いたい、誰かの役に立ちたい」と、今回のインタビューを快く引き受けてくださいましたので、ここに紹介させていただきます。

ワールドキャンサーデー

■発病当時のことをお聞かせいただけますか?

体に違和感を感じた時は、まだ仕事も忙しく時間がない中、新患予約無しでみてもらえる病院を探すのが大変でした(どこの病院も1ヶ月以上先の予約で・・・)。ようやく予約がなくても新患を診てくれる病院を見つけ、初めは良性腫瘍と言われましたが、経過観察をしながら詳しく検査をしていくうちに、「まさかの結果が出ました」と癌を宣告されました。あれよあれよと入院、手術と続いて・・・当時はネットの情報に一喜一憂してただただ怖かったですし、孤独を感じていました。

■笑顔が素敵で明るそうに見えるMさんですが、怖さや孤独から抜け出すきっかけになったことは何ですか?

患者会に出会ったことが大きかったです。主治医の先生が主催する乳癌のシンポジウムで同年代のグループワークがあり、そこで仲良くなった方から「若年性乳がんの会というのがあるので、一緒に行ってみませんか?」とお誘いをいただきました。それから一緒に参加しているうちに、スタッフとしてお手伝いさせていただく事になったのです。そこでは治療をしながらの方もいるので、体調や事情などで皆無理なくやっていきましょうというスタンスで、私も気負わずに参加でき、できる時にお手伝いさせていただいています。

■患者会では具体的にどのようなことが助けになったと思いますか?

自分で集めるネットの情報は怖いだけでしたが、患者会では専門の方々からエビデンス(根拠)に基づいたアドバイスをいただけたり、悩んだ時には適切なところへつなげてもらったり、そして何より体験や気持ちを話すことで不安を手放すことができたように思います。
また、患者会のお手伝いをしながら誰かの役に立っているということで、また元気をもらっている感じがします。

■ご出産を決意された時のことをお聞かせいただけますか?

はい・・・最初は子どもを産まない前提で治療を始めました。ところがもともと子どもが好きだったこと、それと当時の職場にはお子さん連れのお客様が多く、やっぱり子供がほしいと思い始めたのです。
思い切ってシンポジウムのグループワークでそのことを話したら、グループワークに入って下さった医師から「妊娠期間中はガンの餌になるエストロゲンが出ない状態になるから、妊娠期間中は大丈夫」というお話をお聞きしました。主治医へも相談したところ「私の状態なら2年間は治療を中断しても大丈夫」と仰っていただき、出産という選択をすることができました。

今は元気過ぎててこずることもありますが(笑)、生まれてきてくれて本当に感謝しています。

■Mさんのとても柔らかく優しい表情の中に強い芯を感じますが、心の支えになっていることはありますか?

患者会や家族はもちろん、教会や支えてくれる人たちによって私も子どもも支えられていることを感じます。

それと聖書の
神様は耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません
という言葉を折に触れて思い出すのですが、これまで実際にその通りだったと感じています。

だから今では、
神様には計画があって、この試練を超えた先にできる役目と幸せがある
と信じて命を精いっぱい使っていきたいですし、他の人たちにもそうしてほしいなと思っています。

■最後に、これを読む皆さんに伝えたいことがありましたら教えてください。

まず、若い人はガンの進行が速いので、早期発見がとても大事です。私は友人を亡くしています。だからこそ、強くお願いしたいです。コロナ禍だけど、仕事が忙しくても、定期健診にはぜひ足を運んでください。

そして様々な情報に怖い思いをされている方、孤独を感じている方がいらっしゃれば、お住まいの地域にある患者会や、オンラインでつながることのできる患者会、OBJのような支援団体に連絡してみてください。
必要なところにつながるきっかけになるかもしれませんし、話をするだけでも不安を手放すことができるかもしれません。

せっかく神様からもらった命、皆さんに、悔いがないように、命を使えるようにしてほしいと願っています。

ワールドキャンサーデー

たくさんお聞かせくださりありがとうございました。
Mさんの想いが一人でも多くの方に届くよう、悩んでいる方々や孤独を感じている人たちに必要な助けが届くよう願いつつ、私たちも活動していきたいと思います。

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神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。
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