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【こころの解放②】うつ病は流行り病になったのか?

【うつと向き合う】ダニーが双極性障害と自殺を乗り越えるまで
[イメージ]

「心の病や思考力の低下も第三者にすれば目に見えないもので、本人でさえ気づいていないことがあります。心の病はその人の責任で自分で片をつけなければならない問題でもなく、視力低下と同じように消耗性の身体障害であって、どちらも治療を要するものだ」

こう話す精神衛生の医師 グラント・マレン医学博士は、医学的治療と霊的な解放、心の傷の癒やしをともに働かせる、両側面からの効果的な方法を説明しています。ここではその著書の中から少しずつ抜粋しご紹介していきます。

→「第1章-私は狂ってなんかいないってこと?」はこちら

第1部-心を束縛する身体的要因 第2章-うつ病は流行り病になったのか?(2/13)

「私は自分のいのちをいとう。私は自分の不平をぶちまけ、私のたましいの苦しみを語ろう」(ヨブ10:1)

これから話題にのぼる、個々の脳内化学物質不均衡が引き起こす気分障害のすべての中では、うつ病が最も一般的です。

うつ病は、ほとんどの慢性的な病気よりも重い障害をもたらします。様々な治療法が提示されているにもかかわらず、ほとんどのうつ病患者は医師からのうつ病診断を受けないので、治療が受けられずにいます。

WHO(世界保健機構)によると、「毎年、男性の5%、女性の9%がうつ病にかかっている」そうです。そして「人口の10~15%が障害を通して抑うつ状態を味わっている」と現代精神医学ジャーナルが報告しています。米国健康統計センターは、このよくある症状の罹患者は67%が診断も治療も行われていないといいます。

男性の罹患率は低いのですが、症状が発発現した時にうつ病であることを否認する確率はずっと高くなります。彼らは自分が気分障害を持っていると認めることを嫌うので、男性の治療はよりいっそう難しいのです。

私がよく尋ねられるのは、「クリスチャンのうつ病は一般社会よりも多いのか、少ないのか」ということです。これはとても難しい質問ですし、私の知る限りではこの件についてのリサーチは行われていません。しかしながら、私の所見では教会内でいくつか傾向がみられるようです。

うつ病を患う新回心者がこの本にある情報を用いた治療やサポートに導かれたならば、もっと多くの人が回復し、神との歩みを充実させることができるのですが。精神的・霊的ニーズに応えるサポートグループの環境下で、十二段階のプログラムを通して多くの人が救いを見出していくのを、私はずっと見てきました。

著書では、男女や年齢、遺伝、クリスチャンなど、その思考パターンを推し量り、背景にある条件や社会的背景を具体的数字とともに紹介しています。

今まさに思考・気分・感情をコントロールするのに苦労している方、現状の苦しみを抜け出すために何をすればよいか分からない方はぜひ、詳細を手に取り効果的なプログラムを実行してみてください。


book-001詳しくは著書「こころの解放」をご覧ください。
こちらからご購入いただくこともできます:【DVD・書籍案内】こころの解放/グラントマレン


次回【第3章 うつ病とは何か】では心の束縛となっている、最も一般的な身体的状態について考察していきます。