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【子ども支援@熱海・南相馬】自分らしくいられる居場所を

静岡県熱海市

熱海土石流災害の被災地、熱海市伊豆山地区で続けているキッズクラブ。今月初めは横浜から2名の学生ボランティアが参加し、いつもとはまた違った若さ溢れる雰囲気のなか、子どもたちとめいっぱい遊ぶ時間が持たれました。この日はみんなとテーブルを囲んでのクレープづくりも!
昨年7月で丸2年が経過しましたが、保護者から「これからもぜひ続けてほしい」との声を受け、定期的に公民館をお借りして遊びの場を提供しています。

熱海キッズクラブ
熱海キッズクラブ
熱海キッズクラブ
熱海キッズクラブ

このクラブでは、身体を思いっきり動かしたり、料理をしたり、時には子どもの隣に座って最近の出来事のお話を傾聴する時間も大切にしています。
月日の流れと共に、クラブに通い続ける子のなかには、この春中学校にあがった子も。
少し大人のおねえさん・おにいさんの存在である大学生ボランティアを前に、そうした子どもたちの会話も弾みました。
発災後の一時的な時期に留まらず、継続して安心して過ごせる居場所を提供することで、子どもたちやその保護者の心の状態を見守り支える取り組みを続けていきます。

福島県南相馬市

一方こちらは福島県南相馬市で行っている、復興コミュニティスペース「ブレッシングルーム」でのキッズクラブ。
今月も誕生会が行われ、子どもたちの健康と未来の祝福のために祈る時間が持たれました。
今回は子どもたちが誕生日の子のインタビューをする形式となり、お祝いの言葉を受け取った子はちょっと照れくさそう…
それでもクラブの仲間たちからお祝いされる時間を、子どもたちは嬉しそうに見守っていました。

ブレッシングクラブ
ブレッシングクラブ
ブレッシングクラブ

「家にいるとゲームばっかりしがちですが、ここに来ると学区外の子とも友達になってよく遊ぶので助かってます」
そう語るのは、数年このクラブを利用している子のお母さんです。
共働きなど家庭の事情で子どもの留守番をさせないといけないことが多いなか、送迎つきで多数の学校から子どもたちを預かってくれるクラブは、地元での口コミも広がり毎日20人以上の子どもたちを預かるまでになりました。

子どもたちが無条件に愛され、お友達と時に励ましあい赦しあうことを学ぶ居場所と機会を、これからも提供して参ります。
もうすぐ7月ということで、毎年恒例の福島保養サマーキャンプの開催も間近に迫ってきました。
当日の様子は改めてリポート致しますので、どうぞお楽しみに!



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