待ってくれているなぁと実感【登米市南方】
2014年6月20日(金) 先月に引き続き、「ふれあいタイム」で登米市南方仮設住宅にうかがいました。
私たちが到着した時間には、仮設住宅の脇でゲートボールをする姿がありました。 (ここには、男性の姿が多かったです。)
準備の為に会場に入ろうとしたときのこと・・ 一人の男性から 「今日の体操に参加したかったんだけど、これから足のマッサージで」と話しかけられました。
詳しくお話をうかがうと、震災後避難所で受けた「台湾式足裏マッサージ」に興味をもち 仮設住宅に入ってから自費で資格をとられたのだそうです。
ご自身が義援金の対象から外れる状況だったため、交通費や講習等の費用は自身で用意しなければならなかったのですが 資格を取った後は、ボランティアとして他の仮設住宅や施設でマッサージをされているとのこと
「まだ、返さなきゃならないお金が少し残っているから週に3日、代行タクシーの仕事もしているんだけどね」 と笑顔で話してくれました。
さて、今回の「ふれあいタイム」、予想していた以上の方が集会所に集まられました。
「体操を楽しみにしてるの!」と言って下さる方や、「少しでも体を動かすと気分が良いね。」という声もいただき 「カンタン体操」が人気だと知り嬉しく思いました。
腰が曲がっている高齢の方が漫画を重ねて枕代わりにしながら、仰向けの体操をしていた事に驚きました。 後から聞くと「体のことを考えると、少しでも体に良いことはやりたいね。」とのことでした。
「自分一人で簡単に出来るから参加しやすい」という話も伺い、参加者の方々の前向きな気持ちづくりに 一役買えているのかな?
と確信がもてた活動の一日となりました。