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【福島:心のケア】仮設住宅の生活で未来に見えるものはなに?【牛越仮設住宅】

【福島:心のケア】仮設住宅の生活で未来に見えるものはなに?

2015年6月29日(月)
福島県南相馬市の牛越仮設住宅第3集会所に「心のケア」活動でお伺いしました。
今日はいつもより駐車している車も外を歩いている人も少なく感じます。

昨日までの雨が上がり、今日は貴重な晴れ間です。
そこで、今は制限区域となっている自宅の掃除や換気のためにお出かけされた住民さんが多いのだそうです。

牛越仮設では、もともと小高地区に住んでいた方が多く、その方々は毎週のように仮設住宅からご自宅に通っています。

【福島:心のケア】仮設住宅の生活で未来に見えるものはなに?

ハンドマッサージをしている時のこと
ひとりの方が「震災直後に南相馬からわざわざ線量の高い場所に避難した人たちも多かったんだよね。あのとき、ホントのことがわかっていたら・・・教えてもらっていたら・・・安全な方向に避難する人も多かったと思う。偉い人は「パニックにならないように」って言ってたけど、そんなにパニックにはならなかったと思うよ」

「いつもでも、仮設に住んではいられないから制限が解除されたら自宅に戻ろうと思ってる。」
と話してくれました。

【福島:心のケア】仮設住宅の生活で未来に見えるものはなに?

【福島:心のケア】仮設住宅の生活で未来に見えるものはなに?

来春、制限が解除される予定のご自宅や敷地は何度か除染されているそうですが
この春も側溝や風の吹き溜まりになるような場所では線量が高い場所があったそうです。

制限が解除されるかどうかはその時にならないとわかりません。
福島県南相馬の仮設住宅にお住まいの皆さんは、見えない未来と向き合って生活しています。
その息苦しさと毎日戦っているのです。

■東日本大震災 心のケア 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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