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【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

2016年4月19日
熊本市西区の熊本ハーベストチャーチは新たに長期化する被災地支援の中心的役割としてスタートすることになった。
ここでボランティア受付の準備や継続する被災地への支援を担う。

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

私たちOBJは特に被害の大きかった益城町へ支援物資を届けた。
町に近づくにつれ、その被害の大きさがわかってくる。
道路は大きく波打ち陥没と地割れで、なかなか思うように前へ進むことができない。
何度も何度も迂回路を探し、Uターンし進んでいく。

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

家は傾き二つに割れ、アパートの1階部分はつぶれ、電柱が折れ、電線がぶら下がってる。
余震で弱っていた家々の土台が、続く本震で完全に破壊された。
この後にもしまた地震があったら、自分たちは家に押しつぶされてしまうかもしれない。
夜、家や建物の中で眠れない住民が恐怖している理由だ。

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

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【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

私たちが物資を届けた益城町の木山キリスト教会は住宅地の中にある。
ここから益城の地域の人々に支援を届けていく。福岡、名古屋、シンガポールなどからボランティアが駆けつけ具体的な支援を展開している。

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

支援物資を届けた後、個別に要請のあった孤立する被災者の物資要請に応えるため、SNSとWEBをモニターしていたOBJ仙台と福島のサポートを受けながら進んでいった。
移動しながら物資の在庫状況と進行方向、道路状況を判断。
避難所となっている高校、保育園を確認した。

【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

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【熊本地震支援】たわむ道路、益城町での支援【現地レポート】

その一つは北海道にお住まいの方からの連絡を受け、ある保育園におむつや衛生用品を届けることができた。さらに木山キリスト教会の支援センターと連絡をつなげることができた。
これで継続的なサポートを受けることが可能になる。

情報と要望が混乱している中で、支援センターの効率化を守ることは、助けを必要とする住民にいち早く手を差し伸べることにつながる。
そのためにも支援要請の信憑性を視認し、正確な情報としてセンターに伝えることが重要である。

すべてに対応することはできない。
しかし確実にすることはできる。
その一つ一つの積み重ねが大きな救援につながる。

■熊本地震支援の窓口
支援のお願い

■Kumamoto Earthquake Fund, How to Give
DONATE

 

皆様の支援と協力をお願いいたします。

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