【地域の子どもを地域で育む】あとりえクラブスタート

２０１８年も早くも６月に入り、雨の季節がもうすぐそこまで迫ってきました。
東北地方の梅雨入りは、今のところ6月中旬と予想され、平年と同じ頃になるそうです。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンのサテライトオフィスがある福島県南相馬市も、最近は夏の到来を思わせるようなカラッとした暑さが続いています。

先週金曜日の6月1日、そのサテライトオフィス（通称ブレッシング・ルーム）で、新しい事業がスタートしました！
「あとりえクラブ」と名付けたこの活動は、定員や条件の都合上児童クラブを利用できない児童に、宿題や自主学習、また他の児童たちとの交流を通して成長できる場を提供することを目的としています。

毎週金曜日は、アート教室「あとりえホープ」に合流し、宿題終らせてから「オリジナルのペン立て」づくりに取り組みました。
異なる学校の児童が集うため、普段出会うことのない子ども達が顔を合わせます。
最初は緊張気味だった子も、工作中道具を貸し合ったりしているうちに自然と仲良くなり、にぎやかな笑い声の響くなか創作が進んでいきました。



あとりえクラブは「預かり（学童保育）」と「体験（プログラム）」のが最大の特徴となっています。
子どもたちの放課後の居場所を作るとともに、様々な創作活動を行なうことで、子どもたちに多様な体験を届けます。

私たちは、福島の子ども達の放課後を安全でより豊かなものにしていくために、あとりえクラブをスタートさせました。
福島の子どもたちが安心して学び遊べる環境をハード、ソフト両面からサポートし、子ども達の健やかな成長と明るい未来を支えることを目指し活動を行っています。

ボランティアや寄付など、あなたにあった形で、ぜひ私たちオペレーション・ブレッシング・ジャパン「あとりえクラブ」の活動をご支援ください。

■支援の窓口