クリスマス・ギビング仙台～寒さも吹き飛ばす青空クリスマス会

2023.12.29

こころの支援, クリスマス・ギビング・キャンペーン, 生活困窮支援, 日本での活動, 生活困窮者支援

オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは、現在毎月1回仙台の勾当台公園で炊出し支援を行っています。今月はいつものお弁当配りやキッチンカーでの食事提供ではなく、パートナー団体や教会のボランティアにもご協力いただき特別なクリスマス会を開催しました。
街中はクリスマス直前ということで光と活気にあふれていますが、経済的に苦しい生活を送る人々にとっては、この特別な日をお祝いするゆとりもありません。
心も身体も温まる特別な時間を、より多くの方に過ごしていただきたい。その願いをこめて事前申し込み不要で実施したところ、当日は80名以上の方が参加され、半数以上の方が新規で起こしいただきました。

吹く風が肌に突き刺さるような寒さのなか、笑顔にあふれたクリスマス会となった当日の模様をお届けいたします。

来場者を迎えるのは、バルーンアーティストSHINBAさんによる見事なバルーンアート！
大人だけでなく子どもも楽しめるようにと設置されたかわいらしい装飾に、子どもたちは目を輝かせて写真を撮ってもらっていました。

また、会場を彩るたくさんのクリスマスツリーたちは、今回支援者の方に寄贈いただいたもの。
「誰かに喜んでほしい」と家に眠っていたツリーを多くの方が提供してくださったことで、会場を美しく彩ることができました。心から感謝いたします！

最初は少し緊張している様子の方も、プログラム内のゲームや、高校生のダンスチームのステージ、大学生の漫才をみたりしているうちに笑顔が広がっていきました。

そうして一緒に同じ時間を共有しながら、みんなで囲む食事はまた格別です！チキンやパスタ、サラダ、ピザ、デザートなど、用意されたメニューも皆さん喜んで手に取ってくださいました。

牧師先生による、クリスマスの本当の意味が語られる時間も。救い主イエス・キリストこそ、私たちにとってかけがえのない贈り物であるというメッセージが届けられました。

最後は、来場者お一人お一人にお米やお菓子、クリスマスカードなどが入ったギフトをお渡しする時間。
また、クリスマスツリーが欲しい方には、飾ってあるツリーから好きなものを選んでプレゼントさせていただきました。
「この中から選んでもいいんですか？！」と驚かれる方や、
「こんなに大きいのがもらえるなんて…」と子どもさんといっしょに目を輝かせるご家族もいらっしゃいました。
今回ツリーを寄贈してくださった方のだれかを思う気持ちが実を結び、ご家族ひとりひとりの喜びにつながったことを大変うれしく思います。

青空クリスマス会

今回の食事の準備をしてくださった仙台ワイワム（YWAM）宣教チーム、企画や場所の予約などをしてくださったプレイズ・コミュニティ・チャーチ、OM（Operation Mobilisation）宣教団体、そして協力してくださった牧師や宣教師、多くのボランティアの方々に、心から感謝申し上げます。

本当に生活に困窮したとき、見知らぬ誰かに助けを求めるのはとても勇気がいることです。
このクリスマス会を通じて炊き出しや団体の活動に触れ、助けを必要としている方が次なる一歩を踏み出すきっかけになることを心から願っています。
今後も私たちは、生活困窮者の方が人とつながり地域とつながる居場所を提供し続けてまいりますので、
続けてその取り組みのために祈り支えていただけますと幸いです。