【アメリカ　バージニア州】雪かき支援で地域に安心を

ナイアガラの滝や五大湖が一部凍結し、海岸では凍った波が見られるなど、異例に極寒の新年を迎えたアメリカ。
寒さに加え、現地時間3日から4日にかけて低気圧が発達し、北東部の広い範囲で豪雪をもたらしました。

オペレーション・ブレッシングは、スタッフおよびボランティアでチームを編成し、除雪に困っている地域住民の雪かき支援を行なう「スノウ・バディ・プログラム」を実施しました。

このプログラムではバージニア州を中心に、高齢者やシングルマザー、障がい者や治療などで身体を思うように動かせない方を対象として、除雪支援を行ないます。
オペレーション・ブレッシングの呼びかけで集められたボランティアの力も借りながら、家屋や歩道、道路に積まれた雪を取り除いていきました。


高齢者や障害者を含むあらゆる人の命を守る防災を、「インクルーシブ防災」とよびます。
自然災害やこうした思わぬ豪雪が発生した時、地域や社会全体で高齢者や障害者を包含し、支えてゆく仕組み作りが必要です。

オペレーション・ブレッシングでは、地域で助けを必要としている人のもとへ、確実に支援を届けることができるよう、地域のボランティアと一体化した支援活動を続けています。