養殖用ロープの納品
わかめやほやなどの養殖に使うロープは、現在国内メーカーでは生産が追いつかず、入手しづらい状況が続いています。そこで私たちオペレーション・ブレッシングは、中国でロープメーカーを見つけ、漁師さんと細かい仕様を打ち合わせしながら作ることにしました。今回は、三つ撚りロープと八つ打ちロープの2種類を作りました。
何度もサンプル品を出してもらい、ようやく納品にこぎつけました。写真はそのうちの三つ撚りロープです。
今回は宮城県気仙沼市本吉地区と歌津地区の2カ所の漁協への納品です。
ロープは150mから200mで1玉/袋での荷姿になっています。結構な重さなので、納品時はフォークリフトを出してもらいました。
写真は八つ打ちロープ。
この編み目の中に、わかめの種をつけたひもなどを通して養殖に使います。育ったわかめをこのロープが支え、収穫時にはロープ1玉分で1?2tもの重さになります。
現在、震災の影響により水産業ではこのようなロープを含め、様々な漁具および加工処理機などが大幅に不足しています。
被災地の漁業が復活するためには、まだまだ支援が必要です。