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【こころの開放⑪】なぜクリスチャンの治療はそんなにも難しいのか

なぜクリスチャンの治療はそんなにも難しいのか
[イメージ]

クリスチャンが精神医学的治療に強く反発する理由には、人類の霊的本質を完全に閉め出したフロイトのヒューマニスティック(人間性心理学)の学説に対する教会の強い抵抗感という、根本的な原因があります。

教会は、精神疾患に対する投薬治療は異なる形態のヒューマニスティックで霊的でない治療であり、理論上はフロイトの学説の延長線上であると感じています。効果のある投薬治療は心の回復を加速することはあっても、それを妨げることはありません。

精神衛生の医師 グラント・マレン医学博士は、医学的治療と霊的な解放、心の傷の癒やしをともに働かせる、両側面からの効果的な方法を説明しています。ここではその著書の中から少しずつ抜粋しご紹介していきます。

→「第10章-薬を飲まなきゃダメですか?」はこちら

第1部-心を束縛する身体的要因 第11章-なぜクリスチャンの治療はそんなにも難しいのか(11/13)

「主は彼らの目を盲目にされた。また、彼らの心をかたくなにされた。それは、彼らが見ず、心で理解せず、回心せず、そしてわたしが彼らをいやすことのないためである」(ヨハネ12章40節)

【クリスチャンがドラッグを飲んでも良いのか】
クリスチャンたちは、うつ病は霊的な症状を伴う医学的な疾患なのだということが理解できません。その原因となっているのは医学的な問題であって、霊的なものではないのです。
クリスチャンたちは、「私は自分自身の思考を完全にコントロールしている」と思い込んでいますが、気分障害が起こっている時はそうではありません。

抗うつ薬は、気分を良くするような違法ドラッグでもなければ、依存症になるようなものでもありません。クリスチャンが摂取しても差支えのないものです。投薬治療は、カウンセリング、癒しのための祈り、個人的なディボーションとともに、回復に至るプロセスの一部です。適切な治療を受けた人々が投薬を通して思考のコントロールを取り戻したならば、心の癒しと解放が容易になり、より効果的に行えるようになります。

私の願いは、この本の情報によって誰もがうつ病について十分に理解し、相手に医療の助けを求めるよう勧めるべき時機を知って、その人の治療のプロセスをサポートするようになることです。

マレン博士は身体と精神、そして霊に対する処方箋を提供しています。
心の問題についてあからさまに口にすることをためらわれている世の中。その問題を避けて通り、口にすることも憚れます。しかし私たちの心がダメージを受ければ、知性や意思が可能なはずの機能を果たすことができなくなります。それでは安定した人生を築くことは難しくなります。

著書では、男女や年齢、遺伝、クリスチャンなど、その思考パターンを推し量り、背景にある条件や社会的背景を具体的数字とともに紹介しています。

今まさに思考・気分・感情をコントロールするのに苦労している方、現状の苦しみを抜け出すために何をすればよいか分からない方はぜひ、詳細を手に取り効果的なプログラムを実行してみてください。


book-001詳しくは著書「こころの解放」をご覧ください。
こちらからご購入いただくこともできます:【DVD・書籍案内】こころの解放/グラントマレン


次回第12章では、報道機関や精神医学界で最も物議をかもしている話題について見ていきましょう。