World&Lifestyle News ニュース 新型コロナウイルス-パーソナルトレーナーが癒された奇跡【ニューヨーク】 2021.06.10 NFLの屈強なアメフト選手から何度もタックルされているような感じでした 11日間の高熱とハンマーで叩かれているような頭痛 パーソナルトレーナーのダン・ヴェネジアにとってコロナウイルスは未知のものだった。妻と二人の息子を守るため、自らを隔離。 息切れし、胸が苦しかった。息を吸うとガラスの破片を吸い込んでいるようだった。すべてが良くなるように祈った。これはたいしたことじゃない、自分はこれに打ち勝つことができるって。 人生で最悪な夜 イースター(復活祭)1週間前の日曜日の朝、ダンは入院し、肺炎と診断された。 「家に戻れるのかわからないまま、22年連れ添った妻と2人の息子に別れの挨拶をしました。」 その夜、容態は急変。40度の発熱、そして血中酸素飽和度は90%以下にまで低下した。 そばで支えてくれる人が誰もいない病院のベッドで 「テレビで次々と流れる、死者の数や、混雑した葬儀場、霊安室の様子を見て、私は神を疑うようになりました。息子の大学進学や結婚を見届けたい。死にたくない、と考えていました。 私は信仰深い男でしたが、次第に神の存在やみこころに疑問を持ち始めたのです。」 祈っているのはダン一人ではなかった ダンが通う教会から5000人以上の信者が、回復を祈るバーチャル礼拝に参加した。昔の仲間が全国で祈ってくれ、息子の高校の保護者は祈りの会を開いてくれた。 「皆さんの祈りを感じた時、絶対にこのウイルスに打ち勝つんだ、と確信したのです。」 「祈りは最良の薬でした」 翌日、ダンの熱が下がった。それは神様に祈りが通じたという証しだった。 「イエス様がずっと私のそばにいて下さったのがわかりました。」 ダンの体調は急速に回復、呼吸も安定するようになり、入院してからわずか4日後に退院することができた。 与えられた新しい人生 「まるで神様がそっと、でも力強く息を吹き込んで下さったみたいでした。」 イースターの日曜日に、ダンはイエス様の復活の奇跡、そして、自分が癒された奇跡を祝った。 「コロナウイルスは私の体や精神をボロボロにしました。でも私は、心だけはなんとしても守り抜いたのです。」 心や体の回復を願う人々へ自身の体験を語りながら、神様から授かった命に感謝している 「自分がラッキーだとは思いませんが、恵まれていると実感しています。私の体験を分かち合うことで、人々に希望を与えることができるのですから。神様は存在し、気にかけて下さり、癒しと回復のために手を差し伸べて下さる。本当に特別なイースターでした。」 オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、米国バージニア州に本部のある国際NGO Operation Blessing Internationalの日本支部として国内外の支援を行っています。 支援活動を行うと同時に、心に困難を抱えている一人一人が励まされ、人生がよりよい方向に向かうよう「新型コロナウイルスから回復したパーソナルトレーナー・ダン」のようなストーリーをご紹介しています。 心に支援が必要な人々に助けの手を届けられるよう、皆さまのご協力を心からお願いいたします。 今日からできるご支援・ご参加方法 支援活動に寄付する