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【中国】「かつては暗闇、今は光が」視力を取り戻した少女

※この記事は、オペレーション・ブレッシング・ジャパンの母体であるCBN(Christian Broadcasting Network)のニュースを翻訳したものです。
中国現地レポート ローリン・ビッカーズ記者

ヤヤは、暗闇の世界に生まれてきた明るい子どもでした。彼女は医師から角膜白斑と診断され、それは両目に白斑を残した彼女の父から受け継いだ遺伝的な疾患でした。
ヤヤは自分の周りの世界のほとんどを見ることができないまま16年の時を過ごし、全生涯を通じてこの病気と闘って角膜移植を必要としました。

貴州省の僻村で生まれたヤヤは、質素な家で家族と生活しています。家族6人のうち4人が同じ病気で苦しんでいます。
彼女の父親のわずかな収入は家族を養うのに精一杯で、あまりにも多くの障がいを持つ子どもたちを世話することは困難でした。生きていくために必要な生活費の大部分を、政府の補助金に頼らざるをえなかったのです。

しかし、父親は彼女を助ける希望を決して捨てませんでした。彼女が10歳の時、父は彼女の左目移植手術のためにわずかな貯金を使いました。この治療によって少しだけ目が見えるようになりましたが、生活苦は続きました。ヤヤは片目に手をかぶせなければ読み書きができず、学校で授業を受けるときの障壁となりました。

ヤヤ曰く、「黒板が見えないので、クラスメートにその都度聞かなきゃならない。宿題をするのも本を読むのも本当に大変でした」その後時間が経つにつれ、彼女の右目は完全な失明状態に陥る危険にさらされました。しかし、彼女の家族のお金はすでになく、父親には何の選択肢もありませんでした。

オペレーション・ブレッシングがヤヤと父親と繋がったのは、そんな危機的状況のさなかでした。皆さんのご寄付によって、医者の診断後、ヤヤは右目の角膜移植手術を受けるため北京へ旅することができるようになりました。
そして治療によって今ではその白斑がすっかり消え、彼女の両目が完全に癒されたのです。皆さんの支援と尊い寄付が、ヤヤと家族に新しい未来と希望を与えたのです。

「医者がガーゼを取り外したその瞬間、嬉しさで胸が弾けそうでした」ヤヤは輝くような笑顔で語ってくれました。
「オペレーション・ブレッシングに心から感謝しています。私に光を戻してくれました!これからはより良い人生を送るため、私の父親と兄弟を世話するために全力を尽くします!」

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