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聖書に深く関わることで、より健康になり、より多くの希望を持つことができる

2022年1月12日/アンドレア・モリス

※この記事はオペレーション・ブレッシング・ジャパンの母体であるCBN(ChristianBroadcasting Network)のニュースを翻訳したものです。 

パンデミックの中で、多くの人が、不安、抑うつ、ストレス、怒り、恨みなどの心の健康問題と戦っています。

医師は、心の健康は体の健康に直結すると言います。けれども新たな研究により、聖書を読むことで心身の健康状態が劇的に改善することが示されました。
アメリカ聖書協会のジョン・プレイク氏が、最近の研究から得られた知見について説明します。そこで明らかになったのは、聖書との深い関わりは人に良い影響を与えるという事実です。

CBNの「ヘルシー・リビング」に出演したプレイク氏は、次のように語りました。「パンデミックの只中で、アメリカが百年に一度の大混乱に陥っている今、私たちは聖書がどのように人々の力になっているのか知りたいと考えました。私たちは、終わりの見えないコロナ禍と、この国が陥っている苦難の中で、聖書やクリスチャン・コミュニティーと深く結ばれている人々のめざましい回復力を知り、大いに勇気づけられました」。
プレイク氏は、「聖書に深く関わっていると言えるには、聖書を読んでいるだけは足りません。聖書との継続的な関わりが、その人の選択に影響を及ぼし、神や自分自身や他者との関係が変容していなければなりません」と説明します。「そのレベルで聖書と深く関わり、教えが心に響くようになると、ストレスレベルが著しく低下するのです」。

「聖書に深く関わる人は多くの希望を持っています。将来に対する希望が最も大きかったのは、聖書に最も親しんでいる人々でした。また、傷を負った人々の中で、聖書に深く関わっている人は、自分を傷つけた人から許しを求められていなくても相手を許す傾向が強いことがわかりました」。
プレイク氏は、2020年と2021年の明るい話題は、アメリカ聖書協会が聖書の利用者の大幅な増加を記録したことだと語っています。

「時々は聖書を使うようになったという人が1200万人も増えたのです。時々は聖書を使うという人は、以前は約1億6900万人だったのですが、2021年1月には1億8100万人という記録的な数になりました。これは本当に良いニュースです」。

研究では、聖書に親しむ時間や、教会に行くことの重要性についても検証されました。プレイク氏は、傷ついた人は、教会や同じ信仰で結ばれたコミュニティーに関わることで、答えを手にすることができると言います。
彼は、「今、アメリカ中の人々が悲嘆や失業や失望にもがき苦しんでいます。人々の希望はさまざまな形で打ち砕かれています。教会にとって、今は、『ここにはもっと大きなものがある』と人々に呼びかけるための好機です。ここにはもっと大きな物語があり、あなたを愛する人たちの共同体があります」と語ります。

「教会はあなたに、あなたを愛する人々の共同体を与えてくれ、聖書はあなたに、より大きな物語を与えてくれます。苦難の中にいる私たちに聖書が与えてくれるのは、私たちがこの苦難を乗り越え、私たちが望む未来を実現し、より良い人生への希望をもたらすために、神がどのように働いておられるかという物語です」。