ともに学び、ともに歩む|能登支援の現場から
「支援に向かう前に、私たちにできる準備とは何だろう?」
そんな問いを胸に、垂穂キリスト教会・下諏訪キリスト教会の皆さんが能登を訪問され、事前勉強会を行いました。
発災から1年半。長引く被災生活の中で「心の病」を抱える方が増えています。
OBJでは、地域教会やパートナーと連携し、心に寄り添う支援を続けてきた経験から、物質的・心理的の両面における支援についての学び会を開催しています。
「どんな言葉をかけたらいいのか?」「そっと寄り添うって、どんな形だろう?」
翌日からの現地支援活動に備え、心のケアや関わり方の基本を確認し、実践的なケースも交えて学びを深めました。
こうした学びは、被災された方々に向き合うための大切な一歩を支えます。
また、「自分自身を大切にすること」も被災地支援の一部であることに気づかされ、自身の心のケアについても見つめ直す時間ともなりました。
これからも、地域教会やパートナーの皆さんとともに、被災された方の心に寄り添い、学びを重ねながら支援を続けてまいります。
能登地震支援・こころの支援事業は、皆さまのご寄付によって支えられています。
優しさと憐れみに満ちた社会を目指し、どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。