【能登半島地震支援】イスラエル駐日大使が仮設住宅訪問、住民に笑顔届ける
9月3日、ポールさんとパクさんの演奏が再び鳴り響いた輪島市門前町の仮設住宅集会所。数々の優しい音色に住民の皆さんは目を閉じて聴き入り、懐かしい昭和の曲が流れると表情はさらに和やかに。 ミニコンサートが一段落したタイミングで、イスラエル大使館より被災地を公式訪問中のコーヘン大使が到着。炊き出しに参加された大使は、支援物資を手渡しながら、被災された方々と交流されていました。「来てくれるだけで元気が出ます」「あなたの国も大変やのに、来てくれてありがとう」など、大使の来訪に皆さんとても喜ばれていた様子です。
韓国人アーティスト
ポールさんとパクさん
まだ断水が続き多くの方が避難所での生活を余儀なくされていた今年2月初旬には、イスラエル大使館とOBJ連携のもと、食品を中心に被災地へ物資支援を実施。2度目となる今回の支援では、各種洗剤や石鹸などの生活用品に加え、ナツメヤシやお茶などのイスラエル製品をご提供いただき、バラエティパックとしてバッグに詰めて配布させていただきました。
今回の炊き出しも地域教会や能登ヘルプ、OM日本、宮城県からはNPO法人いのちのパンの皆さんがご協力くださり、お好み焼きやかき氷、カフェタイムのスイーツなどをご用意いただきました。暑い中、一生懸命作ってくださったお好み焼きは、住民の皆さんはもちろん、大使館の皆さんにも大好評でした。
さらに翌日、翌々日と炊き出し支援は続きます。多くのものを失った方々が、生活の回復に向け、またこれからやってくる寒い季節のため、心温まる支援を続けていきたいと思います。被災現地で実際的にご協力くださる皆様、ご寄付によって支えてくださる方々、そして多くの励ましとお祈りに心より感謝申し上げます。
