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【秋田大雨】災害や有事の時に小さな子どもたちを避難させるためにはベビーカーは絶対必要なのです

少しづつ秋を感じるようになった9月下旬、7月の秋田大雨で被災した「こばと保育園」より嬉しいお手紙が届きました。

当時、床上浸水50-60cmにもなった床がようやく張られ、自由に1階と2階を行き来できるようになったとのこと。不便さからも解放され、玄関を通ってまっすぐに外に出られるようになり、毎日の洗い物に洗濯機も大活躍しているそうです。

秋田こばと保育園

100人以上もの園児を抱える保育園。散歩のためのベビーカーは2人乗り以外にも4人乗り、6人乗りと大型かつ頑丈でなければなりません。しかし私たちが駆け付けた時には全て流され、汚水交じりの泥まみれで廃棄せざるを得ない状態でした。

支援が必要な物として真っ先に上がったのが、消毒用品と洗濯機、ベビーカーです。
「秋田の冬は早いですから、秋晴れの下で外出できる時期を逃さず散歩させてあげたい。それに、今回のような災害や有事の時に小さな子ども達を避難させるためにはベビーカーは絶対必要なのです。」
そう語る職員の皆様を応援するためにも、すぐさま支援させていただきました。

そしてこの秋。気温も下がり気持ちの良い青空のもと、0歳児を含む小さな園児たちが散歩を楽しんでいる姿を送ってくださいました。
「子どもたちと保育士たちの喜ぶ顔、見てください!自然な感じで~と言ったのに、嬉しくてばっちり手を振ってカメラ目線です(笑)外に出て、秋の風を感じて、散歩ができることを本当に喜んでいるんです。保育士たちの感謝の気持ちはとても大きいです。あの時、駆けつけてくださって本当にありがとうございました!」

秋田こばと保育園

園舎や園庭は工事が終わってすっかりキレイになりましたが、本棚や本、おもちゃ、その他これから再び揃えていかなければならないものはたくさんあります。失った物は多く、とても大きな困難ではありましたが、これまでにはなかった地域の協力や、こうして遠くから駆け付けてくれたご支援など、浸水をきっかけにいただいた目に見えない温かさはとても大きなものでした

最後に「ご支援くださった皆さまに感謝の気持ちをたくさんお伝えしていただければ幸いです。本当にありがとうございました!」とメッセージをいただきました。

秋田大雨支援 こばと保育園

こうしてすぐさま支援活動を行うことができるのは、日ごろより継続的にいただいている皆様のご支援のおかげです。いつも温かなご支援とご協力をありがとうございます。心より感謝申し上げます。

いつでも迅速な支援を提供できるよう、オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは国内災害基金を受付ております。次なる災害のため、ご協力をよろしくお願いいたします!
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