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【秋田大雨被害】「水が引いた後、どうしたらよいのでしょう?・・・被災して初めて知ることが多いです」

15日に発生した大雨により広い範囲で被害が出ている秋田県秋田市。消毒液やドリンク、食料品などの物資を積み込み、現地調査に入っています。

駅周辺は通行止めになっているところがありますが、水も引き、駅を行きかう人々を見る限りでは日常が戻ってきたような感じを覚えます。しかし太平川沿い一帯の店舗や住宅などでは床上・床下浸水の被害が大きく、4日経った今も営業の再開はできず(ガソリンスタンドを何軒か回ってようやくたどり着きました💦)、店先に積まれた機材や商品が被害の大きさを物語っていました。床上浸水は90cmほどにもなったのだそうです。

秋田大雨 浸水被害

床上浸水の被害にあった住民の方を訪ねたところ、
「こんな災害は初めてのことで、この後はどうすればよいのでしょう?」
と質問をいただきました。

秋田大雨

なんとか助け合って水や泥をかき出し、水拭きはしたけれど、後はこのままでよいのか?浸水してきた水はキレイではなかったし、これから暑い夏に向けて、匂いやカビも心配だし、いったい何をすればよいのか見当がつかないとのこと。
そこで私たちは、これまでの経験から、まずは清掃しよく乾かすこと、そのためにサーキュレーターや扇風機が活躍すること、その後の消毒方法などをお伝えし、仙台から持参していたオスバン消毒液をお渡ししました。

秋田大雨 浸水家屋 消毒 オスバン

「手持ちがないのでお支払いが・・・」と仰るので、「これは支援くださる皆様からのご寄付による災害基金から準備してきたものです」とお話しすると、「善意はこうして回っているんですね・・・自分たちがこうなって初めて分かりました。ありがとうございます。」と、ご支援くださる皆様への感謝のお言葉をいただきました。

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皆様のお知り合いで浸水した家屋の清掃や消毒に困っている方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらをご紹介ください↓
被災した家屋での感染症対策(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html
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駅隣にある避難所では、平屋で床上浸水した家屋に帰ることができないため、避難されている方が20名ほどいらっしゃるとのこと。また、秋田県内では今日も土砂崩れがあったり断水が続いている地域があります。
天気が回復するこれからは、熱中症や後片付けの疲れも出てくることと思います。
この度の被害に遭われた皆様と地域のためにお祈りください。
また一人でも多くの方へ必要な支援がいきわたるよう、災害基金へご協力頂けましたら幸いです。


■振込先口座
ゆうちょ銀行 当座 二二九店 135913
口座記号番号 02260-8-135913
オペレーション・ブレッシング・ジャパン
■振込先口座
三井住友銀行 仙台支店 普通 2202482
特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン
■クレジットカード
https://objapan.org/donation/donation-ob/

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