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【令和3年7月豪雨】隠れた「在宅被災者」を探して 孤立させない災害支援

【令和3年7月豪雨】

土石流が起きた熱海市伊豆山。6日現在も断水が続き、自宅に残る高齢者も多い中で長期化による体調への影響に懸念が出ています。

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは昨日に引き続き土砂災害付近の地域で支援活動を開始。
障がい者、高齢者をケアする福祉施設で聞き取りを行いながら、在宅被災者の方を孤立させないよう調査を続けています。

車で移動中、急な坂道を杖をつきながら息を切らし歩いている女性に出会いました。
どちらへ向かうのか心配になったので声をかけたところ、「電話を借りにご近所さんのところまで行ってきた」とのこと。
車から降りて詳しくお話を聴くと、独り暮らしで被災し、脚の手術を受けてまだ間もないことを教えてくれました。

痛み止めの薬をもらうため病院へ連絡をしたいが家の電話が使えず、痛む足を我慢しながら何とか近所の家にたどり着きました。しかし、そこでも電話が使えず、どうしたら良いか途方に暮れていたそうです。

災害支援チームがスマホをお貸し、無事ご本人かかりつけの病院へとつなぐことができました。
生活面で困りごとはないかも確認したところ、食料の備蓄が少なそうだったため、数日分の非常食のセットもお渡ししました。
「会えてよかった。ほんとに助かりました。」と、安堵の笑顔を見せて何度もお礼を言ってくださり、次の現場へ向かう私たちの車を、ずっと手を振り見送ってくれました。

断水の影響でトイレや風呂を使えない不自由な生活を強いられるなか、自らSOSを出せない人はどうしても支援から取り残されがちになってしまいます。
災害時特に助けを必要とする人は「要配慮者」を呼ばれ、そのなかには病気の人や障がいがある人をはじめ、体力的な衰えのある高齢者、言葉や地理に詳しくない外国人の方が含まれます。
未曽有の災害に襲われ、頼れる人も手段もないまま耐える日々は、どんなに不安で心細いことでしょうか。

自らSOSを発信する手段がないために、支援の手から零れてしまうことがないように。
私たちは見えない「在宅被災者」を見つけ出し、最も必要とされる支援を届ける災害支援を続けて参ります。

引き続き皆様のご支援をどうぞよろしくお願いします!

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