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日本の漁師が職に戻る

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塩竈市寒風沢島で刺網漁師をしている土井さんは3月に起きた津波で家を失くし、持っていたほとんどの釣り網も流されてしまいました。土井さんの船の寒風沢丸は島の反対側に停泊させていたため無事でした。ですが、土井さんと家族は坂の上の小さな小学校の避難所での生活を余儀なくされる事となり、収入もありません。

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船は無事で古い網がいくつか残っていましたが、漁をする準備は出来ずにいました。土井さんがまた漁に戻り、商売ができるようにオペレーション・ブレッシングでは6つの刺網を寄付しました。

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6月末から土井さんは漁に戻り、新しい網でたくさんの魚を獲っています。オペレーション・ブレッシングからの網は土井さんにとって必需的な存在でした。土井さんは現在仮設住宅に住んでおり、避難所とは違い食費や光熱費の上、娘さんの学費を支払わなければなりません。「網は本当に大きな助けになりました。これほど津波の後に生活が良くなるとは想像していませんでした。普段、大漁のときには値が安くつくのに、今は大漁の上良い値がついています」と土井さんが話してくれました。blog_110719_04

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