1. HOME
  2. Activity Reports
  3. 【復興コミュニティ支援】国際交流in南相馬~オレゴンと福島のきずな~

【復興コミュニティ支援】国際交流in南相馬~オレゴンと福島のきずな~

このたびアメリカのオレゴン州から、オレゴン教会(Japanese International Baptist Church)の方々とFaith Bible Christian Schoolの高校生の皆さんが南相馬ブレッシングルームを訪問し、学童の子どもたちと保護者の方々をまじえた国際交流が実現しました。
南相馬とオレゴン教会を通じた国際交流は、これで3度目になります。
「私たちは時間がたっても、あの震災を、福島を忘れません」
その思いで、オレゴン教会の方々は南相馬をはじめとした被災地のために祈り続け、たびたび被災地域を訪問されています。地域の子どもたちやその親世代との深い交流の機会も大切にされており、今回は平日の学童保育ブレッシングクラブに仲間入りしてくれました。

Faith Bible Christian Schoolから来られた高校生10名は、子どもたちに英語の歌を教えてくれたり、アメリカからもってきてくれたクラフトをつくったりして、言葉の壁をそんなり飛び越えてお友だち同士に。
また子どもたちとのかかわりだけでなく、併設されたカフェでは保護者の方向けの「子育て相談カウンセリング」も行いました。
話を聴いてくれるのは、オレゴン教会牧師の横井道継さんです。
日本生まれアメリカ育ちでご自身も3人の父親である道継さんは、普段から教会でカウンセリングの働きをされており、「地域のお父さんお母さんの力になれれば」と今回子育て相談を企画してくださいました。

お話しを終えられたお母さん方は、「日頃自分の話をじっくり聞いてもらう機会がないから、自分の気持ちをぜんぶ受け止めてもらえて、とてもうれしかった」
「安心して子どもを預けられて、自分自身も癒される場所があることで、またがんばる力が湧いてくる」と話してくれました。

震災から時間がたてばたつほど被災地が報道される機会は減っていきますが、今もこのように福島に心を砕き、想いを寄せてくれているオレゴンの皆さんに、心から感謝します。
また、福島で震災復興支援を継続できるのも、支援者の皆様の祈りと支えによるものでございます。心から感謝申し上げます。
ブレッシングルームを拠点として、OBJはこれからも「福島を想い続ける」皆様とともに、複合的な課題を抱える被災地での支援活動を続けて参ります。

オペレーション・ブレッシングの支援活動 寄付受付はこちら

関連記事