【西日本豪雨災害】大切な物を失った家族のために

８月に入り、ここ岡山県倉敷市真備町も、より一層厳しい暑さに見舞われています。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、地元教会・日本国際飢餓対策機構・岡山キリスト災害支援室・クラッシュジャパンと連携し、支援活動を継続しています。


先月末は、倉敷市真備町の3か所で26人のメンバーによる清掃支援活動を展開しました。
水でぬれた家財を運び出せないままお困りだった家や、壁の中の断熱材に水がはいり、家の腐りを心配されていた家など、いずれも真備町で生きてきた方々にとっての生活の基盤となる家々です。

こちらのコーヒーハウス『ごじとま』さん。
開業してから30年以上、地域で愛されたJAZZを聞かせてくれる喫茶店です。
豪雨災害によってお店も併設していた住居部分も2階部分まで、水につかってしまいました。
大切なJAZZのレコード500枚、CD500枚、書籍何千冊を廃棄しました。

また、これ以上水気で家が傷まないよう、床板をはがし、床下を洗浄し、住居部分の壁も取り外してきました。

私たちは壁に飾られていた、今は大きくなった3人のお嬢さんの子どもの頃の絵を見つけ、家主のお母さんにそっと手渡しました。
お母さんはいつくしむようにその絵を両手で抱えました。

多くの大切なものを失った家族。
それでも今、残ったものを大切に守ってあげたい。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンのクリーニングチームの支援の姿勢です。

洪水による被害を受けた家の問題に応えるため、オペレーション・ブレッシング・ジャパンのハウス・クリーニングチームは、明日も被災された方々のために頑張ります。
みなさまのご寄付による支援がかかせません。どうぞよろしくお願いいたします。

■西日本豪雨支援の窓口

■West Japan Flooding Relief Fund, How to Give