「被災された方の心のケア」のために支援してください。
●月に1度「かんたん体操」を行っている登米市、南方仮設住宅
はじめての「かんたん体操」が終わったあとのことでした。 ?他の皆さんが賑やかに談笑している茶話会の脇で 一人だけ静かに座っているお母さんがいました。
震災でご主人を亡くし、仮設住宅に一人で住んでいます。 その後の3年間、これまで人の集まる場所に出て来れなかったこと、 さらに娘さんから「お母さん、笑う事を忘れているよ」と言われたこと・・ 静かに涙を浮かべながらぽつりぽつりと話してくれました。
ある日、お母さんは「かんたん体操」の案内チラシを見つけ、思い切って集会所に足を運んでくれたのです。
集会所で向かいに座った方から 「どの棟に住んでるの?」「どこから避難してきたの?」と話に促されて ?お母さんは他の参加者の会話の中に入っていきました。
それから一か月後の「かんたん体操」。 ?集まっていた20人近い参加者の中に、あのお母さんの姿を見つけました。 ?今日は、ご近所でお互いが声を掛け合って参加したのだそうです。 ?「身体を動かすと軽くなった気がしてね」
柔らかなピンク色の洋服がお母さんによく似合っています。 ?「最近バスに乗る事を覚えて仙台まで出かける事もあるの。 これまで娘の運転ばかりに頼っていたから、バスって便利よね」
明るい色の服を着ることができず、外へ出る、人と顔を合わすことも気が重かった・・
そんな女性の心の変化がみえる。 ?「かんたん体操」が「心のケア」への窓口になっている。? 活動をしていて良かったと心から思える瞬間です。
ひとつひとつ、ひとりひとりを大切に 地道だけれど、心が通う支援をしていきます。 これからのオペレーション・ブレッシング・ジャパンの活動を支援してください。
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●個人としてのマンスリーサポート(毎月定額)
<例> 月額 500円 / 月額 1,000円 / 月額 3,000円 など ※継続的な支援は長期プロジェクト計画の土台になります。
フォームはこちら→ http://objapan.org/support/individual/#monthly
●企業・団体などからのサポート(特定事業への大口寄付)
福島バス支援はまとまった金額が必要で、なかなか目標に到達できません。
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