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【心のケアセミナー】第一弾「クリスチャン医師と共に考える心の問題」を開催

近年は、終息が見えないコロナウイルスの影響により、不安やストレスを感じ、そのストレスがきっかけとなってうつ病を発症させてしまう方が増加しています。日本の自殺者数は2010年以降10年連続で減少しましたが、2020年にコロナウイルスが流行したことで生活が一変し、同年7月以降は自殺者数が増加傾向に転じています。

心の問題がより社会問題化していることを受け、今回9月24日・10月10日の2日間にわたるオンラインセミナー、「こころの解放」を主催し、第1回目には定員を大きく上回る85名もの方々が出席してくださいました。今回はその一回目のセミナーの模様についてリポート致します!
マレン先生 こころの解放

今回二日間のセミナーを務めてくださるのは、クリスチャンのメンタルヘルス問題に長年携わってきた精神衛生医師のグラント・マレン氏です。第一回目は「こころの解放のための3つのステップ」というテーマで、私たちの心を支配する否定的な感情や思いに対する具体的な対処法について、イラストを交えながら学びました。

心に傷を負う出来事は人によっていじめや事故、災害、対人関係の問題など実に様々です。そうして自分の心が受けた衝撃的な出来事は、脳内の深いところに辛い記憶として刻み込まれます。
それを人は無意識下に抑圧しますが、無意識に固着した心の傷は時間が経てば自動的に癒えるものではありません。その辛い記憶と、自分がその出来事に対して出した結論が強く結びつき、自分の自己肯定感や物事の捉え方など様々な方面に影響を与えていきます。

特にクリスチャンの社会では、「心の問題に打ち勝てないのは信仰が足りないからでは」という先入観が働いてしまうこともあり、自分が抱える痛みや葛藤を相談するよりも自分を責めてしまう傾向にあります。今回のセミナーでは、心の問題を医療的視点と御言葉を通して捉えなおし、「個人の精神的弱さが原因ではないこと」、「過去の傷を知ること」、そして「キリストに心の重荷を明け渡すこと」を再確認することができました。

ここで、セミナー出席者の方からいただいた喜びの声の一部をご紹介します。

・重荷を神様の前に持っていくことの大切さが、絵を通して知ることができて良かったです。

・とても暖かい雰囲気の良いセミナーだったと思います。

・貴重な内容を聞かせていただき、大変嬉しく思っています。心の問題をこのまま放置するべきではないと思っていたので、先生の本を読んで神様に近づき、解放されたクリスチャン生活を歩みたいです。

・ふだんなんとなく感じたり考えたりしていた心の問題を、明確に言語化して説明してくださってので、大変ありがたかったです。お話の内容が、すべて私が知りたいと思っていたことだったので、感動でした。

グラント・マレン先生の本またはDVDはこちらのリンクよりお求めいただくことが可能です。
https://objapan.org/topic/grant-mullen/

次回のセミナーは、10月10日(月・祝)10:00~11:30、「気分は重要」というテーマで開催いたします。うつや気分障害といった精神疾患に対して、より専門的な回復のアプローチとプロセスを学ぶプログラムとなっております。
心の問題や人間関係で悩んでいる方、また不安や心配事が頭から離れないといった方は、ぜひこの機会にお気軽にご参加くださいませ。


2022年9月、10月と2回にわたって開催されたオンライン・セミナーは、定員を超えるたくさんの方々にご参加いただき終了いたしました。


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