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一本の国際電話

2011年3月12日午前6時に私の自宅にかかってきた一本の国際電話で、すべてが変わりました。

3.11の震災情報を受けたOperation Blessing International(OBI)のアメリカ本部では、他の国でやってきた災害支援活動を、何とかこの大震災・大津波に直面した日本でもやりたい、救いの手を差し伸べたいと思いました。しかし、日本に担当者や事務所もなく、すぐに動員できる組織もありません。そこで、OBIの代表ビル・ホランが“Who do we know in Japan?”(誰か日本にいる人物を知らないか)と内部で訪ねたところ、偶然にも私の名前が挙がり、早速アジア部長が私に電話をかけることになりました。

一方、私は震災の影響で東京の新宿から帰れなくなって、車の中で一夜を過ごし、朝早く埼玉県新座市の自宅にたどり着きました。その途端、あの運命的な電話が鳴ったのです。そして、ハイチに駐在していたOBIの国際災害支援担当者デイビット・ダーグが東京に駆けつけることとなり、二人で、東北に向けての旅が始まりました。
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たくさんの人々の暖かい心に支えられ、無我夢中で試行錯誤を重ねるうちに、オペレーション・ブレッシング・ジャパンの壮大なビジョンが徐々に育っていきました。私は自分が東北地方の被災地に入り、以後2年あまりにわたって災害救援・復興支援活動に全身全霊を捧げることになるとは、想像もしていませんでした。

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