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【自分や家族を守るために】エボラウィルスにどう対抗すれば?

エボラウィルスにどう対抗すれば?

 

西アフリカでは恐ろしいエボラ出血熱がかつてないほどに広まっており、リベリア、シエラレオネ、ギニア、ナイジェリアで900人以上がこのウィルスによって死亡しています。 WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言をし、日本でも防疫対策を講じています。

オペレーション・ブレッシングは、リベリアの医療機関が必要としている物資や防御品(マスク、手袋、カバーオール等)をリベリア政府厚生省を通じて提供しています。 エボラウイルスの拡散を防ぐために、また外国から来る旅行者を検査するために、リベリアの国境に派遣されている医療スタッフが使っています。

世界を舞台に活動する人によって、伝染病が流行りやすいこの時代に、日本は安心していられるのでしょうか。 自分や家族を守るためにも、まず私たちは恐怖をあおる多くの情報に惑わされず、冷静にこのウィルスに対する正確な知識を持ち、どうすればいいかを確認する必要があります。

①世界中がこのウイルスを恐れている理由は二つ。治すための特効薬はまだないこと  一度感染してしまうと、死ぬ確率が高いこと

②エボラの主な症状は 熱、頭痛、関節や筋肉痛、喉の痛み、怠さ、下痢、嘔吐、腹痛。 場合によっては、湿疹、赤目としゃっくりがあります。 エボラは、肝臓や腎臓のような器官の機能を破壊し、外部と内部の出血をおこします。

③現在の状況 今、治療薬が開発されている最中です。 まだ処方出来るための認可を受けておりません。 予防接種が出来るまでまだ時間はかかります。 感染者は、症状が出るまで2週間もかかることもあり、感染者が世界中を旅しながら広める可能性があるため 各国の検疫機関は病気の広がりを防ぐために対策を講じています。

④私たちにできる対策 石けんと温めのお湯で死ぬウィルス。 このウィルスは空気中で感染することなく、感染された人や動物の体液(血液、汗、吐しゃ物、大便など)を通して伝染します。 しかし普通の石けんと温めのお湯でこのウィルスを簡単に殺せるのです。 つまり、感染しないで済む余地が十分あります。

今回は、手などをちゃんと洗う習慣や知識のない人々の間で感染が広がってしまいました。 病院で手袋やマスクを装備しないで、また消毒液を使わず、清潔な注射針を使っていなかったことが分かっています。 このウィルスで死亡した方の葬儀で、素手で死体を触ったりしていたので感染が広がりました。

根本的な解決のために考えなければならない対策としては ・衛生についての教育がなされること ・感染した村に、消毒液の入ったバケツを常備すること ・またあるアフリカの地域では、死体の火葬が義務づけられ、また病院にグローブ、マスクや、清潔な注射針が配られました。

今の私たちにできることは 生活習慣になっている石けんによる手洗いの推奨と 発生地域でこの伝染病と戦っている、オペレーション・ブレッシングのような機関を覚えて支援していくことです。

 

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