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【能登半島地震】市民ソーシャルワーク”災害時、あの人をたすけたい”ワークショップを実施

オペレーション・ブレッシングはこれまでの災害支援・復興コミュニティ支援の経験から、ここ能登半島においても地元の教会と協力し、地域に根差した支援に努めています。
物資配布や片づけ支援のほか、ニーズに応じた炊き出しやミニコンサート、教会メンバーによる傾聴や専門家によるカウンセリングが始まりました。

能登半島の広範囲に甚大な被害をもたらした大地震から4か月、未だ建物が倒壊したままの地域もあれば、生活再建が進む地域もあり、その復興の足並みは一様ではありません。
見えない部分の回復もまたそれぞれで、コミュニティの回復や心の傷の癒しには相応の時間とサポートが必要です。

ソーシャルワーク・ワークショプ

こうした活動に向け、5月初めには金沢独立キリスト教会において、炊き出し打ち合わせの後、市民ソーシャルワークガイドブックを使用した対人支援の基礎についてワークショップを行いました。 ※このガイドブックは、OBJが千葉台風19号災害で支援活動をともにしたCWSジャパンactアライアンス、社会福祉法人ミッションからしだねと共同製作したもので、「災害時に困っている人を助けるために、市民にできることは何か」について、事例をもとにわかりやすくまとめた手引書となっています。

ソーシャルワーク・ワークショプ
ソーシャルワーク・ワークショプ
ソーシャルワーク・ワークショプ
ソーシャルワーク・ワークショプ

これまでワークショップに参加した方々からは以下のような感想を頂いています。

「実際に被災した方々にどのように接したらよいのか、事前にその心構えやポイントを知ることができて安心することができました。」

「近くで大変な思いをされている方がいるのに、何もできずもやもやしていましたが、こうして、私たちにもできることがあるんだということが分かってよかったです。」

「人助けとは専門家の方だけがするものではない、私たちにもできることがあるということを思い出させていただきました。」

ここ能登半島の被災地においても、それぞれの活動を通し、必要な方々に必要な支援が届くよう、愛と希望を届けられるようお祈りください。
皆様の継続的なご支援によって、見えない部分に寄り添い、息の長い支援ができますことに感謝いたします。引き続き困難の中にある方々のため、ご協力をよろしくお願いいたします!いつも応援くださり、本当にありがとうございます!

能登支援活動レポート

市民ソーシャルワーカー育成プロジェクト

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