【東日本大震災:心のケア】支援の手が届かないところにこそ【女川町 桐ヶ崎仮設住宅】
2015年6月10日(水)
今年度から訪問をしている女川町の桐ヶ崎仮設住宅での「かんたん体操」。
89歳のおじいちゃんを筆頭にご高齢の4名が参加くださいました。
高齢ということもあって、自分自身で健康管理に大変気をつかっておられます。
仮設住宅の敷地内の施設は自分たちの目的だけで利用するもの気が憚れるのだそうで
私たちオペレーション・ブレッシング・ジャパンがプログラムを開催することで
気兼ねなく利用できるのだと感謝していただきました。
今回は梅雨時に多い「頭痛」について、看護師でもある
オペレーション・ブレッシング・ジャパンのスタッフからワンポイントアドバイスをしました。
首の筋力の重要性の説明をし、それに合わせた形でストレッチをおこないます。
呼吸に合わせて肩や首、背筋の伸縮を意識した体操をしました。
呼吸法やゆったりとした動きの説明を真剣な表情で聞いてくれました。
また女川町保健センターの保健師さんとも連携し
参加者の方の健康状態について連絡を取り合っています。
女川町はその特有の地形が災いして、津波被害が大きかった地域の一つです。
また、沿岸部のために大規模の仮設住宅がなく、比較的小規模の仮設が点在し
小規模がゆえに支援団体の活動もだんだんと少なくなってきています。
支援の手が届かないところにこそ、支援の手を・・。
皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。
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OBJはこれからも東日本大震災の被災地を応援します。