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【九州北部豪雨災害】あの日から2ヶ月―被災地の今

九州北部豪雨から5日で2か月が経ちました。
福岡県と大分県の被災地では、避難所や仮設住宅で避難生活を続けている人はおよそ1000人に達し、生活再建に向けた道筋をどう示していくのかが課題になっています。 

私たちが活動を続けている福岡県朝倉市でも、いまだ支援の手が行き届いていない地区があり、依然として被災地は厳しい現状に立たされています。
東林田地区を支援中、小河内地区に住む女性の方が、私たちに地元の状況を教えてくださいました。
「私が住んでいる小河内はあまりにひどい被害で何もできなくて、今は東林田に来ています。でも、あちらにも助けが必要です。」

(以下小河内地区内の様子)
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これまで小河内地区は車が通れないほど深刻な状況だったのですが、ようやく土砂が撤去され車両が入れるようになったので、是非ボランティアの皆さんに応援してほしいとのことでした。
現地へ調査に入ってみたところ、山のあちこちで土砂崩れを起こした跡が残り、家は激流に半分だけどえぐりとられているような光景がありました。
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家主の方々がようやく後片付けに出てきて、今は家族だけで一所懸命、ゴミ出しと泥だしをしています。
私たちチームが立っていた場所は、かつて田んぼだったり、何軒かの家が並んでいたと教えられました。

2ヶ月が経っても、まだ支援の手が届いていない地域があります。
私たちチームは一件でも多くの被災家屋を支援すべく、日本全国から、またアメリカや韓国など世界各国から来られたボランティアの皆さんとともに、活動を続けて参ります。

(写真の寄せ書きは香港のボランティアチーム)
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