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【物資配給支援を開始】ハリケーン直撃のテキサス

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一連の豪雨がようやく収まったアメリカのテキサス州ですが、ハリケーンハービーの影響は、未だテキサス沿岸部の人々を脅かしています。
多くの住民が避難所を求めて他の都市への移動を余儀なくされ、ある人は家を、またある人は愛する家族を失いました。
洪水によって浸水した家は数十万件にも昇り、水が引かないことには復旧作業も開始することが出来ません。

現在営業している店舗もないため、数えきれない人々が食料や水不足に悩まされている状況です。
オペレーション・ブレッシングは、この深刻な事態を受けて現地での活動を展開しています。

テキサス州ヒューストン市に隣接するラ・マルケ市にあるアバンダント・ライフ教会は支援物資の配給が行われてる数多くの配給拠点になっています。
配られているのは、食料や水、おむつや衣類、衛生用品です。
オペレーション・ブレッシングの支援を求めて数百人もの人々が教会を訪れ、ある人は自分が災害から救出されるまでの恐ろしい体験を語ってくれました。
【物資配給支援を開始】ハリケーン直撃のテキサス
アバンダント・ライフ教会のラーシャンド・ランバート氏は、現状を次のように伝えています。
「今私たちが出来るのは、人々に食料を提供することです。…オペレーション・ブレッシングは、私たちにとって命の恩人です。」
彼は更に続けて言いました。
「このような働きがなければ、途方もない数の人々が空腹に苦しんでいたことでしょう。
いくらお金を持っていたとしてもお店が開いていなければ、家族に食べ物を買ってあげることできませんから…。」
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オペレーション・ブレッシング・インターナショナル理事長のビル・ホラン氏は、現地の様子を次のように語っています。
「私たちの団体のトラックが現地入りした時、多くの方々があまりにも喜んでくれたので驚きました。
これからも助けを求めてくる人は増えると思われますが、私たちはここで必要な物資を提供できるよう、充分に備えていきたいと思います。」

現地の方々は、今回配給した物資を大変喜んでくれました。
ある年配の女性は、「私は持っているもの全てを破壊され、ただひたすら食べ物を求めて数日間さまよい歩きました。」と話してくれました。
そしてアバンダント・ライフ教会にたどり着いた時、彼女は歓喜に満ちた声で感謝の思いを伝えてくれました。
「私がずっと探してたものがここにありました。みなさんありがとう、本当にありがとう。神様の祝福がありますように…」
【物資配給支援を開始】ハリケーン直撃のテキサス
今回は8歳から83歳までの幅広い年代の人々がボランティアにかけつけ、私たちの支援活動に参加してくださいました。
「皆が食べ物を必要としています」と語るランバート氏。
「水や食料も、まだまだ足りていません。しかし、きっと神様の助けがあるでしょう。」

彼の人生において、ここまでテキサスが壊滅的被害を受けた記憶はありませんでした。
見ず知らずの人を助けるためボートに飛び乗り、必死に大通りを下る人々の姿など、今まで一度も見たことなどありませんでした。
「そこに、肌の色を気にする人はいません。私たちは皆同じ人間なのです。
絶望の中にいる人々が多くいることもまた事実ですが、私たちはキリストの兄弟として励まし合うことができます。
きっと皆で前進していけることでしょう。」

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