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【世界の国々から】2017年の支援活動の歩み②

私たちオペレーション・ブレッシングは、人々の苦難を断ち切り、生きる希望を届けることをミッションに掲げ活動しています。
今回は先週に引き続きまして、昨年世界各国で行なわれた私たちの支援活動を紹介させて頂きます。
7月から12月までの、下半期の活動模様です。

■7月:南スーダン
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深刻な食糧不足が続く南スーダン。オペレーション・ブレッシングのスタッフによって、饑餓に苦しんでいる家族に食糧が届けられました。

■8月:アメリカ
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テキサス州に巨大ハリケーンハービーが襲来し、多くの住民が避難所を求めて他の都市への移動を余儀なくされました。
数えきれない人々が食料や水不足に悩まされている中、オペレーション・ブレッシングは地元教会と協力し、食料や水、おむつや衣類、衛生用品を配給しました。

■9月:メキシコ
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8日、マグニチュード8.1の地震がメキシコを直撃し、多くの人の命と家屋を奪いました。
オペレーション・ブレッシングはすぐさま4.5トンの支援物資を現地に運び入れ、3人の医師とボランティアの協力のもと、多くの被災者の方に物資を届けることができました。
またキッチンカーを稼働させ、被災者の方に温かい食事を提供できるようになりました。

■10月?12月:プエルトリコ
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西洋上で発生した大型ハリケーン「マリア」は、9月20日プエルトリコに上陸し、大規模な洪水被害をもたらしました。
島はほぼ全域で停電が発生し、交通網が遮断されたことで物資が人々に行き渡らない事態が起こりました。
オペレーション・ブレッシングは、被害の大きさから長期的支援が必要だと判断し、10月以降継続した支援活動を行ってきました。
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まず第一に、海水から安全な水を作り出す浄水器を設置し、飲み水に不足している人々のニーズに対応しました。
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また私たちは、アメリカ連邦教師会(ATF)や、アメリカ州郡自治体従業員組合連合(AMFSCME)、ヒスパニック組合連合、その他水の供給団体と連携し、本格的な水提供プロジェクトを実施しました。
そしてこうした関係機関の協力により、濾過装置、6つの塩素製造機、逆浸透装置、そして消毒用の塩素注入器をプエルトリコ国内に広く提供することができ、多くの家庭が安心して水を利用できるようになりました。
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なかには、ハリケーンによって村の漁業が壊滅的な被害を受けた地域もありました。
私たちは、被害にあった村全体を復興させるべく漁業支援を開始し、新しい船とモーターを漁師の方々に提供。
「これでまた漁に出ることができます」と、村民の方々が希望に満ちた声で語ってくれました。

昨年も世界各国で様々な災害が発生し、多くの方々がたくさんの痛みや苦しみを負いました。
オペレーション・ブレッシングは、そうした苦難を一刻も早く和らげ、明日への希望と返られるよう今年も活動して参ります。

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