【世界の国々から】みんなに愛されるお菓子屋さんを、もう一度
●ペルー
今回は、火事で住む家と仕事を失ったルイスさんへの自立支援リポートをお届けします。
地元でお菓子屋さんを営み、近所の人々から「マシュマロおじさん」の相性で親しまれていたルイスさん。
ある日突然起こった火事によって、彼は大事な商売道具だけでなく、全財産の全てを失ってしまいました。
「店で使っていた大切なテーブルも、キャンディースタンドも、何もかも灰になってしまいました。何もかも…」
燃え尽きた家の残骸の中で、ルイスさんは立ち尽くしました。
ルイスさんが住むプラヤ エルモサの地域では、多くの住宅が木と竹で作られています。そのため、ひとたび火事が起こってしまうと、たちまち火の海が家を燃え尽くしてしまうのです。
以前ルイスさんは、家の外でお菓子を販売し、多くの地元住民に親しまれていました。
ルイスさんの経済的危機を知ったオペレーション・ブレッシングは、再び彼がビジネスを始められるよう支援を開始しました。
キャンディカートとテーブル、椅子と保冷庫などをオペレーション・ブレッシング・ペルーが提供し、彼は再び近所の名物であるお菓子屋さんを始められるようになりました。
ルイスさんのお店を見た住民は、みな喜びの声を上げました。
「私はこの近くで働いてるんだけど、いつもここに来てお菓子を買ってるの。ルイスさんはジョークが上手くて、お菓子といっしょに笑顔ももらって帰ってくるわ」お店の常連であるテレサさんが、そう語ってくれました。
火事の後、ルイスさんの中で止まっていた時間が、再び動き始めました。
「オペレーション・ブレッシングのサポートで、こうして再出発できたことを心から嬉しく思います。毎日こうしてキャンディーを売れるんですから。毎日が喜びでいっぱいです。」
「人々の苦難を断ち切り、明日を生きる希望と祝福を届ける」ことをビジョンに掲げるオペレーション・ブレッシングの働きを、どうぞご支援いただけたら幸いです。