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「待ってます 生まれ里での 暮らせる日」 川柳作品集第2弾

「待ってます 生まれ里での 暮らせる日」 川柳作品集第2弾

宮城県登米市南方仮設住宅で暮らす被災者で結成された「川柳くらぶ」が、昨年秋に続いて第2弾となる作品集を発刊しました。
この川柳くらぶは、住民同士の交流を図ることを目的として一昨年誕生し、現在は18名の住民が参加しています。
月一回の集いでは、一人3つの川柳を持ち寄り、お互いに論読したり批評し合いながら腕を磨いているそうです。
 
「いただきます テレビと会話 ごちそうさん」
「静けさの 中で息づく 孤独感」
「出たいけど 出るに出られぬ仮住まい」

作品集に綴られている句には、仮設暮らしでの苦労や不安が赤裸々に描かれており
5年目を迎えた今でも震災の影響を引きずっている被災者の姿が伺えます。

またそれと同時に、「今を前向きに生きていこう」という力強い句もあります。

「此処にきて 心の宝 満載に」
「仮設愛 繋ぎしなさけ この先も」

日常生活でのささいな出来事や、仲間との触れ合いを元気に変えて
明るく楽しく生きていこうという姿に、読んでいるこちらも励まされる思いです。

南方仮設住宅に暮らす住民お一人お一人が、今置かれている地で心身ともに健やかに生活できるよう
オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは続けて支援を行っていきたいと思います。

(川柳くらぶ作品集はA5判の175ページとなっており、登米市及び南三陸町の図書館などに配布されました。)

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