【OBJフードバンク】「あなたと話すと楽になる」お話を聞くことの大切さを改めて実感
私たちはフードバンクの食糧を届ける訪問を続ける中で、「傾聴」することの大切さを実感しています。
先日訪問したシングルマザーの方や諸事情によりお孫さんの面倒をずっとみてきた方は、最近の状況など話をしてくださる中で、「寒い中ごめんなさいね。あなたに話すことで気分が楽になったわ」「今度またゆっくり話を聞いてくださいね」など、はじめてお会いする方も少しずつ表情が和らいでいくのがわかり、私も嬉しくなりました。
訪問する方々は個々に様々な困難や問題を抱え、「自分の話を聞いてほしい、共感してほしい」という気持ちがあっても、近い関係ならなおさら話せる相手がいないと言います。私たちはほどよい関係をつくりながら、まずはお話に耳を傾けることでご本人の心の整理のお手伝いをし、問題解決への糸口をみつけるきっかけになればと思っています。
「最近は物価が上がって困るわね」「このあたりは坂が多くて、大変だわ」日常の些細な会話をする時間を持つことで、前向きな気持ちになって一歩ずつ一緒に前に進んでいく。
寄り添う気持ちを忘れずに私達も活動を続けていきたいと考えています。
【食品寄付のお願い】～あなたにもできることがある～
常温保存可能な食品（賞味期限と消費期限が１か月以上あるもの）が大変助かります。お米やパスタ、そうめんなどの乾麺、缶詰、レトルト、袋ラーメン、お子さん達にはお菓子なども喜ばれています。
フードロス削減に取り組まれている企業さま、学校関係各団体様、個人の皆様のご支援により活動できますことを心より感謝申し上げます。
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