【仮設住宅から復興住宅へ】期待と不安がいりまじり、新たなコミュニティでの生活が始まります
2019年台風19号により甚大な被害を受けた丸森町。
あれから3年半、仮設住宅を中心に続けてきたサロンですが、復興住宅への転居が進み、この夏が一区切りとなる予定です。
住民の皆さんはようやく慣れた仮設住宅を離れ、また新たなコミュニティでの生活が始まることに、期待と不安が入り混じっている様子。皆さんの声に耳を傾け、不安な気持ちが少しでも軽減されるように丸森町を中心に関係する団体が複合的なサポートを続けています。
5月下旬のサロンではいつもの体操とお茶会に加え、住民さん主導でのカラオケ会が実施された仮設もありました。最近では、住民さん同士お互いに誘い合ってサロンに参加されるなど、主体的に行動される姿が以前より多く見られ、転居に向けて皆さんの意識の変化が伺えるようになりました。
この季節には夏野菜をみんなで植えたり、玄関先に色々な草花が割き始めたりと笑顔とともに彩られていた仮設住宅でした。ここでの日々を、これからも思い出しつつ、新しい生活のエネルギーにして頂ければと願いつつ、もうしばらく、伴走支援を続けていきます。
丸森町仮設住宅支援は丸森町との協力により実施しています。