【復興コミュニティ支援】「地域を音楽で元気に」マリンバ音楽会を開催

南相馬市在住のマリンバ奏者水谷明子さんの演奏会「マリンバでひととき音楽会」が、4月1日(土)OBJの復興コミュニティスペース内(soyo cafe)で開催されました。
午前11時と午後2時の2回、約40分間開催された音楽会は、トルコ行進曲やディズニー音楽、なじみのあるジブリ音楽などが披露され、その鮮やかな音色が空間いっぱいに響き渡りました。

体験コーナーでは、参加者の方が実際にマレット(ばち)を手に、マリンバを演奏する時間も
水谷さんのリードで見事な童謡の”あんたがたどこさ”を披露し、会場は温かな拍手と笑顔に包まれました。

マリンバ奏者水谷明子さんの演奏会

水谷さんは武蔵野音大卒の市内原町区出身で、昨年３月までは札幌市を拠点に活動し、現在は南相馬市に移住して精力的に音楽活動を続けています。
「自分にできる音楽を通して、地域を元気づけていきたい。小さなお子さんも、ご高齢の方も、幅広い年代の方の心が癒されれば」と語ってくださいました。

優しい音色のマリンバが空間いっぱいに響渡ります。

水谷さんのように地域貢献に取り組まれている方の熱い想いの実現のため、また住民の方々の新しいつながりの創出のために、復興コミュニティスペースは今後もさまざまなイベントを地域の方と一緒に創ってまいります。

水谷さんのリードで見事な童謡の”あんたがたどこさ”を披露

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは皆様の寛大なご支援に支えられ、継続的に福島で震災復興支援を行ってきました。心から感謝申し上げます。時間が解決してくれることもありましたが、一方で時間が経過したからこそ複雑化し深刻化している問題が明らかになってきています。ブレッシング・ルームを拠点としてOBJはこれからも地域の皆様とともに活動を続けていきます。超高齢化社会における復興コミュニティ支援はあまり前例のない領域へ入っていくことになりますので、どこか遠いところの問題として忘れることなく、関心をお寄せいただけましたら幸いです。皆様の応援とご支援が、水谷さんのように地域のために頑張る方々や次の世代の希望となります。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。