卒業おめでとう!南相馬の学童、熱海のキッズクラブから中学生へ
オペレーション・ブレッシングは災害人道支援を筆頭に、被災地の人々の心・暮らし・地域のつながりを支える復興コミュニティ支援を行っています。
熱海の伊豆山地区でのキッズクラブ、そして南相馬の学童保育もその一環として継続しています。
先日は南相馬の学童を卒業する子どもたちのお見送り会を行い、
たくさんの思い出と交流を重ねた卒業生を皆で見送りました。

学童を卒業する子どもたちのお見送り会を開催
南相馬市を含む相双地区では、震災後世帯分離や移住など環境に変化がある家庭が多く見受けられます。
家庭を含む身の回りの環境になじめない子どもや若者は、自分らしく過ごせる居場所が少なく、行動範囲や人とのかかわりが限定されやすい傾向にあります。
オペレーション・ブレッシングの復興コミュニティ支援のひとつは、子どもたちがのびのびと遊び「自分は受けいれられている」という安心感をもつこと、
またその姿を通して保護者の方々を励ますことを目的にしています。

熱海の伊豆山地区でのキッズクラブ
学校終わりにふらりと立ち寄って最近の出来事を話していく子。
クラブを卒業しても定期的にボランティアに来てくれる学生さん。
学校や家のように身近に、足を運べる気軽な場所になっており、私たちもうれしく感じています。2021年の7月にはじめた熱海のキッズクラブも、地域の子どもや若者の居場所として動きだしています。
災害が起きた最中も、またその後もニーズにあわせた活動ができているのは、皆様の関心とご支援をいただいているおかげです。心から感謝いたします。