【宮城・福島で震度6強!】備蓄のブランケットや簡易トイレを配布
宮城県、福島県ほか、昨夜の地震で大きく揺れた地域にいらっしゃる皆さま、大丈夫でしたでしょうか。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
OBJでは早朝より各方面の関係者に状況を確認、福島県南相馬市や宮城県丸森町など地域のニーズ調査を進め、断水と停電のある地域があることを把握し支援を開始しました。
調査の結果、仙台事務局からは備蓄のブランケットや簡易トイレなどを積み込み、県南へ向かうことになりました。
昨年2月の福島沖地震では、在宅避難されている高齢者の方が給水車まで行くことができず、数日間、濁った水道水で我慢されていたことがありました。また、給水車から飲むための水くらいは持ち帰ることができても、実は断水するとトイレが流せず苦労することも分かっています。(トイレを流すための水までは持ち帰ることができません💦)
そこで丸森町の仮設住宅では一軒一軒お宅を訪ね、お話を聞き、必要に応じて簡易トイレを配りました。
「朝までこわくて眠れなかった」という方が多く、声がけだけでも嬉しいと喜んでくださいました。
丸森町へも200回分の簡易トイレをお渡しし、本日の活動をひとまず終えてきましたが、在宅避難されているお宅の中には窓が割れたり、ドアの鍵が壊れてしまったり、この夜も不安の中で過ごされている方も少なくありません。
東日本大震災、昨年の福島沖地震と続く大きな地震に心が張り裂けそうになっている方がおられます。物資支援だけにとどまらず、そうした方々の心に寄り添い、子どもから大人、高齢者まで、顔を合わせ、声をかけて励ましを続けています。
まだまだ余震も心配されていますので、安全第一にくれぐれも気をつけてお過ごしください。
そしてもしお近くに不安や困難を感じている方がいらっしゃいましたら、LINEでもメールでも電話でも、お声がけいただければと思います。
継続的サポートのおかげで、今回のように発災直後より機動力を持って支援を開始することができています。
災害多発時代、将来の緊急支援のためにもぜひ、継続支援にご協力ください!