【福島県南相馬市】ブレッシング・クラブの6年間 2024.03.16子ども支援, 復興コミュニティ支援, ブレッシングルーム, 日本での活動, 福島支援, 東日本大震災 どんな道を歩んだとしても神様が一緒にいてくれることを忘れないでほしい 2018年6月、福島県南相馬市で”あとりえクラブ”として1人の児童からスタートしたOBJ放課後児童クラブ。今は”ブレッシング・クラブ(BC)”と名称が変わり、50名余の小学生が登録し通っています。 心の支援、復興コミュニティ支援の一環として、子どもたちがのびのびと遊び「自分は受けいれられている」という安心感をもつこと、またその姿を通して保護者の方々を励ますことを目的に続けてきたクラブも6年が経ち、当時1年生だった子どもたちを送りだす日がやってきました。 「まずは6年間、大きな怪我や事故もなく守られてきたことに感謝。」と見守り続けてきたOBJスタッフ。これから色々な選択肢や困難が待っていると思うけれど、どんな道を歩んだとしても神様が一緒にいてくれることを忘れないでほしい。クラブで経験したことはきっとこの先、『こういうこと言っていたな~』と折に触れて心の糧と希望になっていくことを願っています。 当時は何をするにも不安そうな表情で落ち着きがなかった児童。今では下学年に慕われるお兄さんお姉さんになりました。昨日のお別れ会では、サーブキッズを行っている黒川宣教師にメッセージをいただき、OBJトムソン代表が祝福のお祈りをしました。 スタッフが厳選した思い出の写真とともに贈られたのは1匹の子羊をデザインしたお財布。 「中学に入ったら遠足で持って行く!」と、とても喜んでいました。 保護者の方からはこんなメッセージをいただいています。 「3月になり、卒業まであと少しだなと考えたら嬉しい気持ちもありますが、『もう少しでクラブに通えなくなるんだよね?』と寂しそうに話す子どもを見ていると少し胸が痛みます。学校より何より、クラブが大好きで、彼の心の成長は、本当にこの場所に出会えたからだと心から感謝しています。いつも見守って支えていただきありがとうございました。」 将来はどうなっていたい?の質問に、1人の児童は「ここのスタッフになって子ども達の面倒を見る!」と答えてくれました。神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。(ピリピ人への手紙2章13節) 6年間、たくさんの素敵な思い出をくれた児童たち、大切なお子さんを預けてくださった保護者の皆さま、様々な形でご協力くださった関係者の皆さま、そして継続的にご寄付により支えてくださった支援者の皆様に心より感謝申し上げます。 復興コミュニティスペース Belssing Room Tweet シェア 子ども支援, 復興コミュニティ支援, ブレッシングルーム, 日本での活動, 福島支援, 東日本大震災東日本大震災, 3.11, 福島支援, ブレッシングクラブ, 祈り, 学童