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【令和6年能登半島地震】福祉避難所のためのパーテーション設置、炊き出しサポート

避難所や福祉施設より、プライベート空間や通行人からの目隠しが必要との要請を受け、段ボールを組み合わせたパーテーションをご提供しています。
目隠しのための高さ、組み立てやすさとある程度の強度、そして不要になった際の処分までを考慮したものが必要とのことで、地震が発生して間もなくご寄付をいただいた「シキレール(㈲会社スワニー様)」と板段ボールを組み合わせ、現地スタッフがリクエストに応じた間仕切りを試作。試行錯誤の末、完成した作成手順の動画とともに、施設へお届けすることができました。

能登半島地震 パーテーション
能登半島地震 パーテーション

ご提供した施設の方より早速、設置された写真とともにご報告をいただきました。
「福祉避難所用として、お二人家族サイズで組み立てました。高さも強度も十分で、とても助かります。」との喜びの声が届いています!

能登半島地震 パーテーション
能登半島地震 パーテーション

翌日も段ボール300枚とシキレールを2tトラックに積み込み、要請を受けた田鶴浜体育館に搬入しました。
避難者はもちろん、避難所運営スタッフの着替えなど、プライベート空間確保のため役立てられるということです。

多くの住民が避難していた指定避難所は、県内外の他の地域に移る1.5次避難や2次避難が進み、人数は少しずつ減少してきています。その一方で、病気や高齢、在宅介護などの事情から、自主避難を続ける家庭が点在しています。
お正月に買い溜めた食事の残りや畑の野菜などを頼りに、何とかこの3週間持ちこたえてきた住民の方々ですが、断水が続くなか食事を作り続けることは非常に困難です。
1/25(木)には、七尾聖書教会でハンガーゼロ、本郷台キリスト教会が行った炊き出し支援のサポートに入りました。
寒い風が肌に突き刺さるなか、温かい食事を心待ちにしていた近隣住民が並び、300食が提供されました。同時に、教会の中では物資を配布、寒い中待っている人たちへは温かいコーヒーが振舞われました。

能登半島地震 炊き出し
能登半島地震 炊き出し
能登半島地震 炊き出し

まだまだ断水が続いているため、学校では給食なし、家で調理ができても調理器具や食器を洗うことができないので調理もままならない状況が続いています。
久しぶりの手料理を前に、住民の皆さんは老若男女問わず笑顔がこぼれていました。

避難生活が長くなればなるほど、精神的にも肉体的にも負担が重く圧し掛かってきます。オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは、引き続き関係各所と連絡やミーティングを持ちながら、被災者の支援ニーズに寄り添った丁寧かつ迅速な支援を継続して参ります。


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