【地域防災フードドライブ】防災アクションの輪 静岡県の教会で広がる
家庭で使わない食品を教会に集め、地域で食料支援が必要な家庭に届けるフードドライブ活動。
コンビニやスーパーでも取り組みを進めるなど、私たちの耳にだいぶなじみのある社会貢献活動になりました。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンも、今年夏からフードドライブ「ブルーボックス・アクション」を開始しています。
熱海土石流災害以降支援活動を行っている静岡県では、フードドライブに協力してくださる教会が5つにまで増えました。皆さまの心強いご協力に心から感謝します。
先週9日(木)、熱海復興支援スタッフが富士宮市の牧師会に参加し、各教会から食料がどのように配布されたかの活動報告と、クリスマス・ギビング・アクションのお話しをさせていただきました。
出席者の方からは、「食品の提供を通じて地域住民と顔見知りになるなど、防災のためのつながり強化に用いられている」、「クリスマス・ギビングを通してさらに必要な家庭への配布先を増やしていきたい」といったコメントを頂戴しました。
静岡県では、早くも平成25年6月から南海トラフ巨大地震が発生した場合に予想される地震被害について想定を行い、対策を進めてきました。
この地震に伴う国の試算では、最悪のケースで全国で約32万3千人が犠牲となり、国民の約46%が被災者になるとされています。静岡県では、約10万5千人が犠牲となる甚大な被害が予想されています。
近代の日本人がこれまでに経験したことのない大災害を引き起こすと言われるなか、1人でも多くの人が災害を生き残るためには、各個人・各家庭・会社ではもちろん、地域ぐるみで十分な対策をしておくことが必要とされています。
地域に根付いた教会との連携は、災害が発生した際にすみやかに情報を共有し、迅速な支援ニーズの把握と緊急対応のために大きな力を発揮します。私たちは、フードドライブやクリスマス・ギビング・アクションを通じ、地域の住民との接点を増や
すつながりを創出することで、大きな災害に備える防災活動を全国へと広げて参ります。
ただいまクリスマス・ギビング・アクション2023へのご支援・ご協力を受け付けております!
クリスマス・ギビング・アクション2023