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【孤立が深刻な社会問題化】生きづらさを抱える子どもたちへ居場所を

本日9月10日は、世界保健機関(WHO)が制定した世界自殺予防デーです。
厚生労働省のまとめによると、昨年一年間に自殺した人の数が1万9959人と、調査以来速報値ではじめて2万人を下回りました。
これは良い傾向ですが、一方で若者の自殺率は過去最悪を記録しています。

全体の自殺率推移は近年減少傾向にあるものの、日本における10~39歳の死因1位は自殺。
15~34歳の死因1位が自殺となっているのも、G7の中でも日本のみです。

特に10代は学校と家の往復だけということが多く、世界が狭くなってしまいがちです。
家庭で居場所がなかったり、学校での人間関係に悩んでいたり…

私たちが福島県南相馬市にかまえる復興コミュニティスペース『ブレッシングルーム』にも、日々色んな子どもたちが集っています。

自転車に乗って話をしにきてくれた中学生の子の話を聴くスタッフ

ある一人の女の子の話をご紹介します。
ボランティアとして1年以上ブレッシングルームに来てくれているAさんは、ジャニーズがだいすきな10代の女の子。
はつらつとして何事も物怖じしなさそうな彼女ですが、実は仲良しだった友達の自殺に深く傷つき、「自分は何もできなかった。私は生きてて意味があるのかな」と苦しんでいた時期がありました。

学校でも家でも、自分の気持ちを打ち明けられる人がいなかったというAさん。
ここでスタッフに話を聴いてもらったことが、彼女にとって大きな安心感につながったそうです。

「お兄さんお姉さんくらいの年のスタッフが、親身になって悩みを聞いてくれて。
そういう時間を繰り返し持ってもらううちに、『あ、私ひとりじゃないんだな』『ここは自分の気持ちを全部オープンにしていい場所なんだな』って感じました。
こういう場所が、自分みたいに悩んでる人たちにもっと広まっていけばいいなと思います。」

スタッフが10代の子どもたちと話していて感じるのは、「だれかとの繋がりたい」「自分の話を聴いてほしい」という飢え渇きにも似た強い思いです。
SNSが発達し、コミュニケーションがこれまでにないほど気軽にできるようになった現代ですが、その便利さとは裏腹に、子どもの孤独感はますます強まっているように感じます。

私たちはそのような子どもたちと向き合いながら、「いつでも話を聴くよ」「ここではありのままのあなたでいいんだよ」というメッセージを発信しつづけています。
コロナ禍でますます人と人と繋がる機会が失われている今だからこそ、私たちはこの場所で出会った子どもたちとのつながりを大切に、今日も彼らの話に耳を傾けます。

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