1. HOME
  2. Activity Reports
  3. 【ウクライナ支援】侵攻から1年~家の地下室に身を寄せ缶詰とジャガイモだけで生き延びたオクサナ家族

【ウクライナ支援】侵攻から1年~家の地下室に身を寄せ缶詰とジャガイモだけで生き延びたオクサナ家族

ロシア軍によるウクライナ侵攻から1年が経ち、紛争の終結を祈り切望するウクライナの人々の苦闘や抵抗力が深く心に刻まれています。1年前の侵攻直後の日々を思い返すのは辛く、依然としてウクライナにとどまっている人々や他の場所で避難生活を送っている人々は、音や光景、恐怖を決して忘れることはできないでしょう。

爆撃や銃声がウクライナの都市に響き渡る中、多くの女性と子供たちが命がけで逃げました。戦争地帯またはその近くにとどまった人々は、想像を絶する事態に直面しました。職場、店、家が破壊され、仕事も食べ物を見つける場所もありません。ウクライナ首都キエフに事務所を置いていたOperation Blessingはいち早く救援活動を始め、被害の大きかった地域に食料や生活必需品を提供し、またウクライナ東部とポーランドの避難民を支援してきました。

侵攻から数か月後、冬が近づくと、再び彼らは別の脅威に直面しました。それは寒さです。オクサナと彼女の2人の子供、アレクサンドラ(10歳)とアレナ(3歳)は、最前線からわずか20kmしか離れていないライマンで爆弾が爆発したとき、家の地下室に身を寄せていました。彼らは、缶詰とジャガイモだけを食べて生き延びました。

ウクライナ 侵攻から1年

ウクライナでは、長期にわたる戦闘による極寒の気温と食料不足が深刻な問題となっていました。様々な人道支援団体が、より多くの食料や必需品を届けました。しかし、氷点下まで下がる厳しい冬を乗り切るには、食料だけでは十分ではありませんでした。

「ここには暖房設備が残っていません」とオクサナは言いました。暖かく過ごすために、彼女は子供たちとボイラー付きの別の家に移りましたが、数ヶ月先まで電気も薪も手に入る見通しがありませんでした。 私たちは彼らの状況を知り、早速サポートを開始しました。すぐに実際的な行動に移すことができるのは、皆さんのように支援してくださる方々のおかげです。

ウクライナ ストーブ支援
ウクライナ ストーブ支援

これらの戦争で被害に遭っている人々を引き続きご支援ください

オクサナと彼女の子供たちのような家族が冬の間暖かく過ごせるように、私たちは固形燃料ストーブと薪を提供し家を暖める手助けをしています。たくさんの方々の思いやりによる支援がオクサナの心に響きました。

オクサナは言います。
「このような支援がなかったら、私たちはここで凍っていたでしょう。子供たちと私がどのように生きていたかわかりません。」
「私たちのような人々を気遣ってくれてありがとう。皆さんの健康を祈ります。そして、あなたのような温かな人がもっと増えたらいいのにと思います。」

ウクライナ ストーブ支援

この冬の最も困難な時期に、皆様の温かいご支援は危機に瀕している非常に多くの人々を暖かさ、食料、そして希望と愛で包み込んでいます。
ウクライナ侵攻から1年がたつこの日に、私たちは悲劇と侵略だけでなく、皆様のような友人から注がれた思いやりと愛も思い出します。
より多くの危機に直面している人々を支援するため、引き続きお祈りとご支援をよろしくお願いいたします。

ウクライナ支援寄付受付はこちら

関連記事